テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

「門崎君大丈夫?」

休憩時間門崎君が心配になり門崎君のクラスに来た僕

「亮太のおかげかな」
僕の頭を撫でながらそう言ってくれた

「うん♪」

「亮太かわいいな‥」

僕がかわいい?

「そんな事ないよ」

何だか恥ずかしい

「亮太‥好きだよ」

門崎君‥

僕は‥


「僕も‥好き‥」

僕と門崎君は付き合う事になった

キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

「授業を始める」

ツンツン♪

鮫島がまた俺の腕をつついてきた

「なっちゃんなんだかんだ言って好きなんじゃん(笑)」

「何がだよ‥?」

わかってるくせに~みたいな顔をする鮫島

「意味わかんねーよ‥お前」

俺は前を向いた

ツンツン♪
また鮫島が腕をツンツンしてきた

「だから!何だよ!?」

「好きなんでしょ?」

「はぁ?!」


「だから好きなんでしょって?」

「お前っしつこいぞ!!」

「そこ!!また相川と鮫島か!?グラウンド10周走ってこい!」













「お前のせいだぞハァ‥‥鮫島っハァ‥」

まだ1周目なのに俺は昨日日高がメチャクチャにしたせいで体力を消耗して走る気力も体力もなかった

「なっちゃんもう息上がってんじゃん昨日しすぎた?(笑)」

「またお前はーっ!!」
俺は笑いながら逃げる鮫島を拳を振り上げて追いかけた

「待てー!!」

「なっちゃん早くおいでぇ(笑)」









俺は窓の外を見ていたらグラウンドを走っている先輩と鮫島先輩の姿が目に入った

「何で先輩が?」

鮫島先輩が先輩に向かって手を叩いていてそれにつられて先輩が走ってるみたいに見えた

「まるでこっちおいでだな(笑)」

とか思ったら笑ってしまった

鮫島先輩が羨ましい
ずっと先輩と一緒にいれて

1年の差がこんなに大きいとは知らなかった

俺がぼーっと先輩と鮫島先輩がグラウンド走ってるの見てたら

先輩が手を振ってくれた

「先輩♪!」

俺も大きく手を振った

「日高授業中だぞ!」

「先生俺罰としてグラウンド走ってきます♪」

「おい!待てっ」


俺は先輩の走るグラウンドに飛び出した


ストーリーメニュー

TOPTOPへ