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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第29章 日高の禁欲生活

チュン♪チュン♪ チュン♪チュン♪

「ん~‥♪」

清々しい朝がきた

昨日散々先輩を攻め立てた俺は気持ちいい朝を迎えた

隣で眠る先輩のおでこにキスをして珍しく朝食を作る事にした
フンフンフン♪ フンフン♪

鼻歌なんか唄ったりしながらハムエッグと簡単な野菜サラダを作る俺

ジュー‥♪

「昨日の先輩すごかったよな‥」

あっヤバイ考えたらしたくなってくるっ

あーダメだ!考えんな‥

ジュー♪

「おっ♪焼けた♪後はパンをトースターに入れてっと♪」

その間にカフェオーレを作った俺

チン♪ トーストが焼きあがった


「バター♪バター♪っと」
じゃ~ん♪

「まるで喫茶店のモーニング並みじゃね?♪」

そんな事を一人で言いながら先輩を起こす事にした

ゆっさ♪ゆっさ♪

「先輩‥起きて」

耳元で優しく囁いてあげると伸びてきた腕

「日高‥チュー‥」

先輩かわいいっ
寝ぼけてる

チュッ♪

「んうんっ!?」

俺が気持ちいい夢から目覚めたら日高の野郎が俺に朝からキスしてやがった

「貴様~!朝からっ」
一発殴ってやろうかと思った

「先輩♪モーニング作ったから食べて♪」


「モーニング? 何それ?」

テーブルを見ると
美味しそうなハムエッグにバターが塗られたトーストにカフェオーレ野菜サラダが置いてあった

「うまそ♪」

ベッドからすぐ降りていただきます♪をした先輩

パクっ♪

「うまい!」

笑顔の先輩

「先輩‥?」

「何だ?♪」

腰大丈夫なのか心配になったから聞いてみた

「腰大丈夫?」

腰?あ‥‥‥昨日コイツに散々っ

「っだ‥大丈夫だ‥」

昨日メチャクチャにされた事思い出したけど美味しい朝食作ってくれたから許してしまう俺がいた

「そうなんだ‥なら大丈夫なんだ‥」

ぶつぶつ言ってる日高

「何ブツブツ言ってんだよ?お前食べないのか?」

「え‥ああ。食べるよ‥」

変なヤツ

先輩はもしかして毎日俺に突っ込まれて腰が痛かったから俺に禁欲生活をさせようと思ったのか?

それに指だけなら腰大丈夫そうなら毎日できる♪とも思った

「お前顔?!」

先輩がいきなり顔と言ってきた

「顔?」

自分の顔をペタペタさわる俺

「違う!ニヤけてる」

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