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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第21章 なんで‥

「いらっしゃいませ~♪」

俺らは案内された席に着いた

「河辺君だっけ?何にする?」

先輩がいきなり優しくなった

僕にさり気なく渡してくれたメニュー表

「ハンバーグが食べたい」

コイツ昼食ってないのか?

「俺カフェオールにしよ」

ピンポーン♪

「ハンバーグとカフェオールで」

「かしこまりました」

「先輩ってカッコイイですよね!?」

いきなり聞かれても
それに自分で自分の事カッコイイなんて思った事なんてなかった

「そうかな?河辺君変わってるね(笑)」

「変わってなんていませんよ!先輩狙ってるヤツらいっぱいいるんで!」

ヤツら‥?

「俺モテないよ(笑)」

「先輩は鈍感すぎんだよ‥クスッ」

「え?今何て言った?」

小さく聞こえた含み笑い

この時気づいていれば良かったと後で後悔する事になるとは思いもしなかった


「いえ!何も先輩はカッコイイです!先輩と食事できるなんて夢みたい♪」

目の前で目をキラキラ輝かせながら笑って話す河辺君


「お待たせしました♪」

頼んだ品物が運ばれきた

川辺君が可愛くフォークとナイフを持ってキコキコ♪小さく小さく切っていく

「そんなに小さく切らなても(笑)」

「先輩も食べます?」

食べます?と言いながら あ~ん♪をしてきた河辺君

先輩いないし
先輩も似たような事してたし いいか‥

「あ~ん♪」

パク♪

「うまい♪」

日高先輩がスッゴい笑顔を見せた

僕は日高先輩がハンバーグが大好きな事は知っていた

だからお腹空いていなかったけどハンバーグを注文した

「先輩♪もう一口食べますか?」

大好きなハンバーグならいくらでも入る俺

「いいのか?」

あ~ん♪

「あ~ん♪」

パク♪

周りから見たらバカップルだっただろう

「ごちそう様でした♪」

かわいく手を顔の前に合わせる河辺君

「出ようか?」

「はい♪」


俺らはファミレスを出て少し歩いたら

「先輩♪僕の家来ませんか?」

え?

「いや‥いきなりはやめとくよごめんなっうわっ!!」


いきなりすごい力で引っ張られた

俺より力強いんじゃねー!?

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