テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第21章 なんで‥

あ!気づかかれてしまった

僕は隠れていた壁から少しだけ顔を出し

「日高先輩‥こんにちは」

声をかけた

コイツは‥

サラサラした黒髪の綺麗な顔立ちをした男

「アンタはさっきの‥」

すると彼がスタスタ!と歩いてきたかと思うと

「日高先輩!僕河辺かなめって言います。先輩の事ずっと見てました!」


いきなり告白ともとれる事を言ってきた

「俺好きな人いるから」

俺が河辺ってヤツに背を向けて歩いて行くとまた
スタスタ‥スタスタ‥

着いてくる


イラッ!

「あのなー!?俺は好きな人いるっつったろ!何で着いてくんだよっ」

キョトンとした顔をした河辺


「嫌‥ですか?」

うるうるした瞳で言われると嫌だとは言えなくなってしまう

「好きにしろ‥」

「はい!」

ズカズカズカズカ

タンッ♪タンッ♪タン♪

ズカズカ

タンッ♪タッ‥

「お前スキップとかしてんじゃねー‥‥ぶははは(笑)」

スキップした格好のまま停止していた河辺が面白くて笑ってしまった


先輩が笑った!
笑顔も素敵だな‥

「こっち来い♪」

何だか人懐っこい河辺が可愛いく思えて呼んでしまった

スタスタ‥早歩きですぐ来た河辺

「先輩♪」

俺に近寄ってきたから肩組んでやったら少し赤くなったほっぺた

コイツ‥先輩と似てる

綺麗な顔立ちもサラサラした黒髪も先輩そっくりかも‥

そんな事を思いながらファミレスに入った



ストーリーメニュー

TOPTOPへ