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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第21章 なんで‥

やっぱり‥やっぱり‥

日高にちゃんと謝ろう

ガタンッ!!

「先生!すみませんちょっと気分悪いんで保健室行ってきます!」

俺は席を立ち まだいいとも言われていないのに教室を後にして日高のクラスに向かった

もちろん授業中だった

日高‥日高‥

あれ?いない?

屋上かな…

俺は屋上へ向かった











俺はその頃先輩とよく来た図書室に来て先輩が座っていた席に座っていた

机を指でなぞるとまるで先輩が同じ椅子に座っているような錯覚を感じる

「先輩‥‥」










ガタンッ!!

屋上に着いた

「日高!?」

スタ‥スタ‥スタ‥

日高がいつも寝そべっている場所に行っても日高の姿はなかった

「帰ったのかな…?」

俺は日高にメールした
『日高‥ごめん。謝りたいから連絡くれなつめ』









ピロリロリロ♪

ピッ♪

先輩からだ‥

『日高‥ごめん。謝りたいから連絡くれなつめ』

謝りたい?

謝らないといけないような関係なのか?
俺は意味を履き違え返信しなかった











ずっと屋上で待っていても日高からの返事はなかった

「人が謝りたいって言ってんのに無視かよっ!!」

俺は屋上の壁を蹴り上げ屋上を後にして教室に戻った

戻った時には授業は終わっていた


鮫島が駆け寄ってきた

「なっちゃん具合悪いのか?大丈夫かよ?」
ほっといてくれ‥

「別に‥大したことじゃねーよ」

そう言うと相川は自分の席に座った










はー!やってらんねー!
腹が立つ!!

俺がズカズカ歩いていると

ドンッ!!

「痛ってーな!!喧嘩売ってんのか!?あー!!??」

ギロッと睨んだらサラサラした黒髪の綺麗な男が跳ね飛ばされていた

「前見て歩けよな!」

俺は手を貸さずズカズカ歩いて去って行った









金髪?キラっと光ったピアス‥日高先輩‥‥‥‥?

憧れていた先輩にぶつかってしまった

僕は日高先輩が好きだった

先輩が去って行く



待って‥‥

日高先輩の後をつけ出した



玄関ホールで靴を履き替えた日高先輩

僕も靴を履き替え先輩の後をついていく

ズカズカ

スタスタ

ズカズカ

スタスタ

ズカズ‥ッ

「誰だよ」

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