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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

鮫島「手!!」

日高「手?」

手が何だろ?自分の手をひらひらさして見た

鮫島「分かんない?」

え?え?

…………あっ。

日高「もしかしてコレですか?」

わしゃわしゃ♪また河辺の頭撫でた

鮫島「ちょっ日高君?!」

日高「あ…いや‥つい?」

ふーっと鮫島先輩は息を吐き河辺の手を掴んだ

鮫島「河辺もベタベタ触らすな」

河辺「ベタベタって普通でしょ?」

鮫島「俺から見たらベタベタなんだよ!」

河辺「それって‥」

鮫島「あーそうだよ‥悪いか?」

河辺がパー♪と笑顔で微笑む

鮫島「行くか?」

河辺「うん♪‼」

るんるんるん♪らんらんらん♪ってアルプスの少女ハイジか‼?

相川『あー……』

日高『…………』

相川「日高も同じ事思ってるよな?」

日高「たぶん‥」

相川「鮫島もついにお花ちゃんになっちまったか?」

日高「お花ちゃん?」

相川「頭の上に花が咲いてるやつ。たまにチョウチョとか飛んでくんのお前知ってっか?」

先輩の言ってる事はたぶんあれだろうけどチョウチョ?

日高「いや‥知らない」

相川「モンシロチョウとかアゲハチョウとか飛んでくんのアゲハチョウは特大ハッピーな時現れんの」

日高「特大ハッピー?何それ?」

相川「頭ん中がふわふわしてパーになんの」

日高「パー?(笑)」

相川「そうパー」

日高「…………」

…………。

…………。

相川「俺らも行くか?」

日高「うん‥」

先輩の頭ん中がパーになる時はどんな時だろう?
元々パッパラパーだけど…

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