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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第56章 そしてあれよあれよと始業式

鮫島先輩と部屋に入ったのはいいものの‥

僕の肩に腕回してテレビ見てる

すごく胸がドキドキする‥

鮫島「河辺も見てみろよ?すげー面白い(笑)」

河辺「‥‥‥‥」

鮫島「河辺?」

河辺を見ると耳まで真っ赤にしてうつ向いていた

鮫島「熱でもあんのか?」

どれどれ?河辺のおでこを触ろうとした時

河辺「熱なんか‥なぃ‥にょ」

噛んだ。

……………。

……………。

鮫島「じゃっじゃー?何で赤いんだ?」

河辺「それは…」

鮫島「それは?」

河辺「僕こうゆうの怖い…から…」

鮫島「こうゆうの?怖い?何が?」

テレビもお笑い番組だし怖いとこなんてどこにもない

鮫島「怖くないだろ?」

河辺「違う‥鮫島先輩が優しいのが‥怖いって意味‥」

鮫島「俺?」

うん…と頷く

鮫島「優しくしちゃダメなのか?」

フルフルと河辺が首を振ってこう言った

《僕‥こんなの初めてなんだ‥》

鮫島「え?何が?」

河辺「だから‥その‥」

今度はもじもじしだした

鮫島「あ?」

河辺「だからっその‥こうゆうの慣れてないって言うか‥」

鮫島「こうゆうの?」

河辺「もう!鈍い‼」

俺の伸ばした腕からすり抜けてどこか行こうとするから俺は腕を引っ張った

河辺「…な…に?」

鮫島「何?って言われるとあーなんだけど‥まぁ座れよ?」

ポスン♪

河辺「…………」

何これ?鮫島先輩の胸に収まった
さっきより密着してるんですけどー‼?

鮫島「すげードキドキしてるな♪」

僕を後ろから抱き締める手が僕の胸に?

河辺「ちょっ触らないでよ」

鮫島「俺のも触ってみ?」

鮫島先輩のを?

鮫島「な?俺もすげードキドキしてる」

河辺「ホントだ‥」

胸に手を押し当てられたらすごくドキドキしてた

鮫島「これでいいんだよ河辺」

河辺「これで?」

鮫島「そう♪これで♪」

いつもと変わらない部屋なのに何だかすごく柔らかく感じてフワフワした空気に満ち溢れててとても暖かくって鮫島先輩が僕をずっと包んでいた


相川「俺ちょっと鮫島んとこ行ってくるわ♪」

日高「じゃ俺も♪」

相川「何でお前まで来るんだよ!」

日高「いいじゃん♪別に(笑)」

ガチャ♪

相川「鮫じ‥」

扉を開けたら鮫島が河辺を後ろから抱きしめて二人は眠っていた

日高「何突っ立てんの?あっ‥」

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