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鮫島「お前のそれは何か違う気がする」

河辺「え？そうかな？同じだよね？日高先輩？」

日高「ど‥だろ？俺には分からないな‥」

鮫島「日高君がどうかじゃなくてお前だろ？」

河辺「ぼくー？細かい事気にしないから分かんない(笑)」

鮫島「は?」

日高『何?何?何か空気がヤバイ方向に行ってないか？』

河辺「何が？」

鮫島「いやいやお前のは何か他意があるように感じる」

河辺「そうかな？一緒だと思うけど？ねー日高先輩？あっ僕の隣に座って♪」

鮫島「だからお前っ‼」

河辺「何？鮫島先輩もなつ兄の隣に座ったりするじゃん？普通の事でしょう？」

鮫島「‥お前なー‥」

手を拳にしてグッと堪えた

日高「まぁまぁ‼せっかく旅行に来たんだから仲良くしようよ？」

小野寺「私たちはそろそろ寝るけどまだ起きてるか？」

え？小野寺さんと橘さんもう寝るの！?

日高「あっはい。すみません」

行かないでほしい‥

橘「じゃおやすみ♪」

河辺「おやすみなさ～い♪」

鮫島「……………」

日高「……………」

空気‥キッツい…
何も起こらないでほしい‥


日高「さっ鮫島先輩お茶でも飲みませんか？」

そう♪こう言う時は何か飲んだら気持ちも落ち着くはず

鮫島「じゃビールで」

ビール？！

鮫島「何?」

そんな俺を睨んでも…

日高「かっ河辺は何飲む？」

河辺「僕？日高先輩は？」

日高「俺?俺は‥(ダンっ！！)」

びくっ！

テーブルを叩いたのは鮫島先輩だった

鮫島「ちょっと来い‼」

河辺「なっ何?」

河辺の腕を引っ張り出て行こうとする

日高「あっあのどこへ？！」

鮫島「あー？！」

ギロっと睨まれた

日高「もう夜も遅いし‥一応心配だから‥」

……………。

日高君に当たるのは間違っている

鮫島「少し夜風にあたってくるだけだから‥先に寝てくれていいよ。ごめん‥」

鮫島先輩が俺に謝った？

鮫島「ほら行くぞ」

河辺「あーん？日高先輩またね♪」

鮫島先輩はどうするつもりなんだろう
何を話すつもりなんだろう

先に寝てくれていいからと言われたけど気になって眠れる訳ない

もし二人が別れるなんて事になったら俺にも責任があるような‥ないような…

ぐるぐる考えてても仕方ない‼
先輩起こして見に行こう‼