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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第55章 2回目の温泉旅行

鮫島「なー?なっちゃん?」

相川「うっわ‼♪うっまそー♪鮫島も座れよ♪」

目の前のテーブルにはそれぞれ一人用のステーキセット(ロウソクみたいなやつに火をつける鉄板なんかあって)刺身にあんかけの小鉢それから煮物他色々あった♪

相川「食べようぜ♪」

小野寺「その前に」

相川「何?また堅苦しい話?」

早く火をつけて肉を焼きたい♪
これどうやって火つけるんだ?

小野寺「落ち着け‼そわそわするな」

相川「にくー!肉食いたいーっ」

駄々っ子か?

小野寺「コホン‼皆でこうやって旅行に来る事も早々ないかも知れないから」

相川「味わって食べろだろ?わかってるって♪早く食べようぜ♪いただきまーす!」

…おい……。

橘「小野寺さん?お注ぎしましょうか?」

小野寺「ああ?すまない」

お猪口を持って橘さんに酒を注いでもらう

相川「鮫島?これどうやって火つけんの?」

鮫島「あーこれはな」

向かいに座ってる先輩と鮫島先輩楽しそうだな
どうしよう‥右の手首がやっぱり痛くてお箸が持てない‥

こんな時に限って何で先輩は向こうに座ってんだよ!
隣に座っても食べさせてくれる訳でもないけど

河辺「日高先輩どうしたの?食べないの?」

隣に座ってる河辺が聞いてきた

日高「あーちょっと手首傷めてしまって」

河辺「利き手?」

日高「あー‥うん‥」

チラッと先輩たちを見た河辺がまた言ってきた

河辺「食べさせてあげるよ♪このお肉すんごく美味しいから♪さっき僕食べたんだぁ♪」

日高「ちょっ河辺?」

ジュー♪

お皿のお肉を鉄板の上に勝手に置いて勝手に焼き始めてしまった

チラッ…チラッ…

先輩の目が気になる

ジュー♪

鉄板の上で焼かれる旨味成分が鼻先をくすぐる

ゴキュ‥っ

うまそうー‼

河辺「こんなもんかな?♪はい♪日高先輩あーん?」

焼けたのか?♪

日高「あ~‥♪」

口を開けたその瞬間

鮫島相川「!!!?」

目が合った

日高「(んん゛っ!!)」

河辺「いらないの?僕もらっていい?」

コクコク‼(ってか早く食べてくれっ‼)
嫌な汗が出てきそうになるこの間

河辺「パクっ♪ん~♪トロけるぅ♪」

相川「な~んだ?河辺のか?俺も肉食おう♪」

肉食おうじゃないよな‼先輩!?俺に肉は?!
焼いてくんねーの‼?

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