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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第55章 2回目の温泉旅行

「にゃんにゃん♪♪」

は?

耳に手をあててにゃんにゃん?

「はー‥ぁ‥」

こいつは…

「可愛いでしょ?にゃんにゃん♪」

可愛いとか可愛くないとかの問題じゃなくてだな‥はー‥ぁ

「行くぞ(頭痛くなってくる)」

「行くぞってどこに?あっ待って!僕も行く‼」





ザッ‥ザッ‥
ザッ‥ザッ‥

何故か外に出て裏山を登り始めた?

「鮫島先輩っ?」

山登りしんどいっ

持たされた枝で手使えないしっ

「ちゃんと身を隠してるか?」

隠してるけどっ登りにくーいーっ

「あの‥っ鮫島先輩?」

これはサバイバルゲーム?

「女将が温泉に狸が出るとか言ってただろ?」

「言ってたけどっそれとこれとどう関係あるの?あっ♪タヌキ探「それになっちゃん達入ってるだろ?♪」」

「え?覗き?」

「のぞっ‥ちっ違う‼ドッキリ大作戦だ」

ドッキリ大作戦?何それ?

「あっ湯気が見えてきたな♪もう少しだ♪」

いや‥だから何それ?

「う‥うん?」

ザッ‥ザッ‥



橘さんと温泉に着くとなつめ君と一樹がちょうど上がったところで浴衣を着ていた

小野寺「もう上がるのか?」

日高「あっ小野寺さんもさっぱり温泉ですか?(笑)」

温泉に来たから温泉だが?

小野寺「あ‥ああ?」

日高「いいお湯でしたよ♪なー先輩♪」

相川「おっおう‥/////」

橘「湯冷めしないようにね♪」

日高「はい♪先輩歩ける?」

腰に手を回すな‼?

ザッボーーン‼!

相川「なっ何だ!?今の音?」

日高「何か落ちた音だね?」

橘「山崩れとか?まさか‥狸が飛び込んだとか」

橘さん?先輩が言うならまだしも

小野寺「行ってみよう‼」



「鮫島先輩大丈夫っ‼?」

河辺が足を滑らし助けようとしたところ河辺は落ちる寸前木に捕まって俺だけ落ちた

「ちょっと擦っただけで何とか大丈夫‥っ」

起き上がろうとしたら手首に傷みが走った

「僕に捕まって!」

河辺が手を差し出す

「悪いなっ」

手を握った瞬間バキバキ‥

「え?」

「わっ‼」

ドッボーン‼!

河辺まで落ちてきた

「何やってんだよお前…」

「思いの外重くって折れたみたい?(笑)」

「おい‥待て。それって」

パタパタパタ‥

誰か来た?!

鮫島「隠れ…っろ‥」

皆「…………」

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