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そしてそのまま宿に着いた

トラックの荷台から降りた俺たち

相川「あーあ‥何もないって暇だな‥」

ん～♪と伸びをした

相川「あー空気だけうまい♪」

日高「ぶっ」

相川「お前笑いすぎ」

だって(笑)

鮫島「まぁお菓子がない分違う事で楽しめばいいんじゃね？」

日高「それに先輩は綿菓子があるだろ？」

相川「だからお菓子お菓子って言うなって」

こうなるの分かっていたらあのﾁﾝﾁｸﾘﾝからもらった大量のﾁﾛﾙﾁｮｺﾚｰﾄ持って来たら良かった

鮫島「まぁ俺もベビーｶｽﾃﾗあるし？そうだ♪なっちゃんに渡した風船あったよな？」

相川「あー？これか？」

ポケットからもらった風船を取り出した

鮫島「そうそれそれ！」

河辺「風船を何に使うの？」

鮫島「まぁ見てろって」

どうせ鮫島の考える事
ろくな事じゃないはず…


部屋に入り鮫島が風船をパンパンに膨らませた

鮫島「はい皆さん♪注目♪」

ニッコニコの鮫島が膨らませた風船を持って何かを始めようとしていた

相川「何すんだ？」

鮫島「まぁそう焦るなって(笑)では皆さん説明します♪」

鮫島の説明はこうだ

二人一組になって膨らませた風船をお互いの身体を使って割るというゲーム

道具を使わなければ何をしてもいいとにかく早く割った者勝ちだとかってなんじゃそりゃ‼?

小野寺「ペアはどうするんだ？」

鮫島「そうだな？カップル同士だと面白くないからジャンケンで決めようか？」

相川「ジャンケン？」

鮫島「アホななっちゃんの為に説明してやるよ(笑)」

アホは余計だ‼

鮫島「６人だからｸﾞｰﾁｮｷﾊﾟｰそれぞれ２つ揃った時点でその二人がペアな♪」

相川「ん？」

日高「まぁ先輩とにかくやれば分かるから」

ん？んー…?

そして始まったジャンケン

鮫島「最初はｸﾞｰ」

チョキ‥

小野寺「あっ」

鮫島「小野寺さん出したらダメじゃん(笑)」

小野寺「すまない。このジャンケンは初めてなもんでな」

相川「え？初めてなのか！？天然記念物だぞ？」

小野寺「天然記念物？」

日高「あーいいからいいから！小野寺さん無視して(笑)最初はｸﾞｰって言ったらｸﾞｰを出してジャンケン♪で出したいのを出すんだよ」

相川「おい日高無視って何だ‼」

日高「いいから！」

鮫島「気を取り直して‼最初はｸﾞｰ♪」