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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第55章 2回目の温泉旅行

車を借りて田舎道を走る

車と言ってもトラックだ
そして俺たちは荷台に乗せられた

人間だぞ‼?人だぞ‼?

相川「日高これ危なくないのか?」

日高「しっかり捕まっとけば大丈夫って小野寺さんが言ってたけど?」

相川「言ってたけどってお前」

小野寺「しっかり捕まってるか?(笑)」

窓からこっち向くな‼前見ろよ‼

チリンチリーン♪

ん?こんなトラックに自転車のベル鳴らす奴って誰だ?

日高「先輩!身を乗り出したら危ないって」

相川「ちょっと見るだけって隠れろ‼」

日高「えっ?‼」

先輩に頭押さえつけられて身を隠した

ゆっくり止まったトラック

何で止まるんだよ‼隠れた意味ねーだろ‼相手警察官だぞ‼

お巡り「こんにちは♪何処か行かれるんですか?」

小野寺「こんにちは毎日大変ですねご苦労様です皆で昼食を(笑)」

皆って言うな‼バカか‼?荷台に俺らが乗ってるのバレるだろ!

お巡りさん「皆?」

小野寺「あー後ろに」

相川「言うなよ‼バレるだろ‼」

お巡りさん「あっこんにちは♪学生さん?」

相川「………‥」

バレた!ここは石になれ‼

相手「私は石です」

腕をピーンと伸ばして石になった

お巡り「石さんですか♪これは失礼致しました(笑)私はこの村の駐在所の田西と申します♪」

名前じゃねーし誰も聞いてねーし‼

お巡り「気をつけてお出かけになって下さいね♪あーそう言えばすぐそこの神社で祭りが行われていますよ?では♪」

チリンチリーン♪

ベルを鳴らして警察官は軽快に走り去って行った

相川「何だったんだ一体‥」

それアンタが言うか?

河辺「お祭りだって♪僕焼きそば食べたくなってきた♪」

鮫島「祭りと言えばベビーカステラだな♪」

相川「は?綿菓子だろ?」

鮫島「何でだよ?」

相川「綿菓子は祭りの時以外食べれないけどベビーカステラはどこにでも売ってるからな(笑)」

鮫島「綿菓子かって駄菓子屋に売ってるだろ」

相川「カステラは串に刺して売ってるだろ!!」

鮫島「あれはベビーカステラじゃねーよ‼串に刺したのは固てーんだよ一緒にすんな!」

相川「どう違うんだよ?だいたいそんな事俺の知ったこっちゃねーよ‼」

お前が言い出したんだろ‼

日高「せっ先輩綿菓子買ってあげるから!」

相川「え?マジで‼」

いや‥綿菓子ぐらい別に

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