テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

俺は皆に嫌われているのか…

「背高ノッポ食べないのか?」

皆に嫌われている‥

「おい!食べないのかって!」

「なつめ君にあげるよ」

「気にしてんのか?」

「……………」

「それでもヤクザかよ?(笑)」

皆さんはもうご存知の通り小野寺さんの心はガラス細工より繊細で傷つきやすくてモロイのです

橘「そう言えば小野寺さん?さっきもう一つって言ってましたけど何かあるんですか?」

もう一つ?

そうだ思い出した!

「皆で温泉にでも行かないか?」

「温泉?!」×5

いやいや俺毛ないし!

「最後の休みを温泉で満喫しないか?」

「ちょっと待「小野寺さん♪そこのお湯ってどんなの?」

河辺余計な事聞くな!

「功名か?」

「そうそれ♪」

「功名は確か怪我」

毛が?

「毛が生えるのか!?」

「生えると言うか治りやすいらしいが」

「同じ事だろ♪」

温泉入った翌日には俺のチン毛はふっさふさ?

「で?いつ行くんだ!?」

それなら行くなら今からでもいいぞ♪

「明日なんかどうだろ?一泊二日で」

「明日ー?」

明日か…

「別に明日からでもいいだろ?何かある訳?」

鮫島だけには知られたくない!

「い‥いーや?別に?」

「何かあるんだろ?」

「何もないって言ってるだろ?あっ鮫島の苺も~らいっと♪」

「あー‼俺の苺返せ‼」

「嫌なこった(笑)」

「お前ポテトと言い意地汚いぞ‼」

ポテト?

「鮫島先輩何の事?」

「あーいや別に?」

別に隠さなくてもいいのに隠してしまった

相川が俺に『あーん』したから…『あーん』なんかするから…


苺を食べ終え片付けていると鮫島がやってきた

『なっちゃん?』

「何だよ?ってか近いって」

耳元でごにょごにょ言ってきた

「何て?ってか普通に喋れよ」

『だからポテトあれ内緒な!』

ポテト?

あー‥一緒にポテト食った事か?

「ああ‥?」

「フ‥フフフ‥」

相川と二人だけの秘密が出来た

「おい鮫島?片付けは!おい!」

何だ?あいつ?気持ち悪い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ