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「河辺ちょっと待て！」

「何？」

「だから何でお前が呼びに行くんだって！？」

「えー？だって橘さんが言ったから」

「そうか？」

「うん♪」

いやいや違う！

「ちょっと待てって！」

「だから何？！」

一向に呼びに行こうとしない二人を見かねて橘さんが行こうとした

「私が呼んで来るから橘さんは用意してて下さい」

ニコッと笑った小野寺さん

「すみませんお願いします」

何をやっているんだこの二人は？


「あっあぁん日高っもう‥」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ！ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ！

「俺ももうっ限界‥ｲｸよ」

ガチャ！

っ‼?⬅一樹
えっ？⬅なつめ

！！！？

「朝から何をやっているんだ‼」

フィニッシュが不発で終わった

……………。

……………。




ガミガミガミガミ背高ﾉｯﾎﾟの説教が続く

「聞いているのか！?」

「でもよ‥あれは日高が‥」

「一樹が何だ！言ってみろ！」

うひーーっ頭ごなしに怒鳴られる

毛まで剃られたうえに何で俺まで説教…俺のﾁﾝ毛返せ

「何でも人のせいにするのは間違っているぞ」

「いやあれは俺が」

そうだ！日高お前が言え！

「一樹も一樹だ。庇ってばかりいるとだな」

ガミガミガミガミ‥

押しがお前は弱えーんだよ押しがっ！

まだまだ続きそうなお説教

『苺‥早く食べたい‥』

『もうちょっと待て』

俺も食べたい‥チラっと橘さんを見た

鮫島君が俺を見てくる

ふいっとかわされた目線

小野寺さんには逆らえないってか
だったら俺が言ってやろうじゃないか！

「小野寺さんっ‼」

鮫島が声かけた

いけっ！お前なら出来る！

「何だ?」

「いや？別に‥(笑)」

鮫島もか！ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ…

「分かったか一樹？」

「はい。すみませんでした」

「それともう一つ」

「背高ﾉｯﾎﾟ‼いい加減にしろよ！」

先輩?相川？食パン君！兄さん！♪

兄さんがんばれー！

「何だ？」

睨まれる

うっ…

負けるな俺っ‼

「いや‥だから‥」

「ん?言ってみろ」

「も‥もういいだろ？分かったって言ってるんだからよ」

「それとは別にもう一つあってだな」

「僕早く苺食べたい！小野寺さん長すぎる！説教くさいと皆に嫌われるよ？」

嫌われる？！

背高ﾉｯﾎﾟが黙った

おー！河辺すげー‼