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「俺はまだ怒ってるんだからなっ‼」

「えー？俺はもう怒ってないけど」

「何でだよ！離せって」

「だって先輩帰って来たんだから(笑)」

先輩が帰って来た
すげー嬉しい！

「ダメだ！離せーっ！」

ぐいぐい俺の顔を手で押してくる先輩

それに逆らってぐいぐい顔を押し付けた

「はい。そこまでー？」

先輩と密着していた体が離された

「ちょっおい鮫島？」

「鮫島先輩？」

「え‼?鮫島先輩？！」

僕はベッドから飛び降りた

ギロっと睨まれた僕

「‥あの‥僕」

「二人共よく聞け？今日から俺となっちゃん付き合う事になったから」

ぐいっと相川の肩を引き寄せた

は?⬅日高

え？⬅河辺

「鮫島っ！お前離せよ！」

見え透いた嘘を‥そんな訳ないだろ？

「素直になれよ」

「それはお前だろ‼」

振り落とそうともがく先輩それを引き寄せる鮫島先輩

「鮫島先輩？」

「あ？何日高君？」

日高君が河辺の肩に腕を回した

「俺らも付き合う事になったから」

はー！？⬅相川

………。⬅鮫島

「そっちがそうならこっちもいいですよね？」

「え？あの日高先輩？僕‥」

いちいち顔赤らめんなっ！

「日高？嘘だよな？」

信じたくないけど信じられねーけど赤らめた河辺といい‥

俺は日高にゆっくり近づいた

「さぁ？どうだろ？」

「てんめーっ！俺と言う者がいながら浮気なんか許さないからな‼」

「それは先輩も同じだろ？」

「だから俺は何もしてないって！これは鮫島が計画した事で日高と河辺をぎゃふんと言わせてやろうって言ったからこうなった訳で深い意味はない！」

相川が全部喋ってしまった

「お前何やってんの？」

「あっしまった‥」

俺はとっさに口に手を当てた

やっぱりか‥鮫島先輩詰めが甘いよ(笑)

「先輩来て！」

「は?おい！日高？」

日高に腕を引っ張られて自分たちの部屋に戻った

「大人しく待ってて」

「あ？ああ？」

何だ?

「お待たせ」

何やら持って日高が戻ってきた

「それは？」

コトンと床に置いたのはｼｪｰﾋﾞﾝｸﾞｸﾘｰﾑと洗面器?
洗面器の中には水が張ってあった

「脱いで」

「は?」

「いいから脱げって‼」

急に怒るなよ！