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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

ん…眠りから覚めかけの僕は顔に視線を感じた

誰か僕を見てる?

うっすら目を開けたら日高先輩?
日高先輩が僕を上から見ていた

「起きたか?おはよう」

「あっおはようございます?」

ずっと側にいてくれたんだ‥

「さっき鮫島先輩と先輩が帰って来てたよ」

「え‼?」

僕は飛び起きた

「痛っ‼」

「どうした!河辺?」

「背中‥つった」

年寄りか?

「ぷっ」

俺は思わず口に手を当てて笑ってしまった

「笑い事じゃない‥んだけどっ…イタタタ!」

「さすってやるから少し屈めるか?」

僕はゆっくり言われた通りに屈んだ

さすさす♪

『先輩もこれぐらい素直だといいんだけどな‥』

「え?今何て?」

「痛いとこはないかって言ったんだよ(笑)」

「違うでしょ!?ってアイタタタ!」

「こら動くな」



一方俺と相川は‥

「何でまた戻って来たんだ?」

またマンションに出戻って来た
さっき戻らないって言ったのに

「着替え忘れたんだよ」

「は?忘れた?お前何しに行ったの?」

「うるさいな‥日高がギャーギャーうるさくて忘れたんだよ!まだ起きてるかな起きてたら面倒だな‥」

鍵穴に鍵を通すと開いていた?

「鍵ぐらい閉めろって」

相川が先に家に上がり俺は後に続いた

俺と日高の部屋の前まで来た時隣の鮫島の部屋から声がした

『痛いって!日高先輩っ』

『我慢しろよ!後少しだから』

何してんだ?

一応気になって足が鮫島たちの部屋に向く

『やめてっ痛い!』

『もうすぐだから‥ほら』

『もう無理っんん』

これは!!?

バーン‼

俺はおもっきし扉を開けた

「お前ら何してんだ‼」

「うわっ‼」

バキッ!

「いだぃつ‼」

ベッドの上の河辺が反り返った

…………。

「何‥してんだ?」

うつ伏せになった河辺の上に日高が馬乗りになって‥

「おっお帰り?」

「たっただいま‥って何してんだ?」

先輩が俺の格好を見る

「ああ?これ?これは河辺が背中つったって言うからついでにマッサージしてやってたんだけどって帰って来たのか?」

「マッサージ?え?あっああ?」

何だマッサージか?俺はてっきり‥

「本当に?」

「ああ?」

「先輩♪お帰り!」

ガバッ♪

日高が抱きついてきた

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