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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第51章 良心的なヤクザさん?

「もう片方付けようか?♪」

「ちょっお前止めろよ!そんな事より早く体洗えバーカ」

ふふふ(笑)


ガラッ♪

小野寺さんと露天風呂の戸を開けた

「鮫島君達は露天風呂か?」

「あっ小野寺さん♪いらっしゃい(笑)」

ここは憩いの露天風呂

恋人達が汗を流す絶景の場所

「しかしここの露天風呂は最高に気持ちいいな♪」

ちゃぷん♪ちゃぷん♪と小野寺さんがお湯を肩にかけながらそう話す

「パパの自慢の露天風呂だから♪ここの階にしかついてないんだよ♪」

パパ?

「パパって?」

「あー小野寺さんは知らないんですね?ここのマンションは河辺君のお父様所有のマンションでアパートが火事にあった時河辺君のはからいでここに住まわせて貰えたんですよ♪」

火事?住めない程の火事?!

「橘さん!大丈夫か?!」

ガシッと手を握られた

「え?」

「大丈夫だから今ここにいるんだろ?(笑)」

「あーそうか。なら良かった」

「小野寺さんは橘さんの事になるとすぐこれだね(笑)」

カーと赤くなる二人

「あっそうだ!河辺君のお父様はなっ何をしてらっしゃるの?♪」

話題話題!前から気になっていたから聞いてみた

「パパ?えーっと」

ドキドキ¨

「ここの他に小さなマンションがあってそこの運営と管理でしょう?それから¨」

他にもマンションがあるのか?!初耳だ

「それから?あっこの間温泉堀り当てたって言ってた♪温泉旅館でも始めるのかな?(笑)後はー?」

温泉堀り当てた!?温泉旅館始めるのかなって笑って軽く話す話じゃないだろ?

だんだんドキドキがハラハラに代わってきた

「後はねー¨石油があったー(笑)」

せっ石油!!?

「へっへー¨?河辺君のお父様は石油王なんだね?」

「石油王?パパは会長だよ(笑)」

かっ会長?!

何の会長だ!?

何をやったら泉を堀り当てられる?!

PTA の会長か?
町内会の自治会長か?

会長¨会長¨どうやったら石油が手に入るんだー?!!

詳しく教えてくれお父様!

「そう言えば一回だけ河辺の父親の誕生パティーに招待されたな♪」

「誕生パティー?」

「ああ♪橘さんと知り合う前だぜ(笑)」

誰もそんな事聞いてない!
それじゃ催促しているみたいじゃないか?!

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