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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第51章 良心的なヤクザさん?

鴨倉さんを探すと何やら店員さんと話し合っていた

あっこの抱き枕綿がしっかり入ってる♪買おうかな?

『よぉ?兄ちゃん?一番あったかいコタツ布団はどれだ?』

『えーと¨お値段はお高くなりますけどこちらになります!』

「近藤さんこっちだそうだ♪」

こっち?鴨倉さんに呼ばれて着いて行ったら

「で?兄ちゃんどれが一番温いんだ?」

「こっこちらになります」

店員さんが指差したのは

高っ!

コタツ布団だけで3万5000円?!
それはどういった毛を使ってるの?!
中に何が入っているの?!
羊の毛?ヤギの毛か!?

ヤギと羊の区別が分からないーっ

メーェ♪と鳴く方が羊?

※どっちもメーェと鳴きます

「近藤さんこれにするか?一番温いそうだ」

あっ鴨倉さん!
そうだコタツ布団だった?!

「値段が¨」

値段?

「気にするな♪」

「気にするなって言われても」

「俺が寒いから買うんだ♪な?これにしとけ?」

俺が寒いから買うんだ?
僕の部屋にわざわざ新しいコタツを?

それって¨

「近藤さんコタツカバーはどれにする?」

それって¨

まぁカバーなんて適当でいいか?布団さえ温けりゃな♪

適当なカバーを兄ちゃんに選んで貰って買ったコタツ一式

持って帰るのに難儀したのは言うまでもない

今日中に届ける事は不可能ですとかぬかしやがるから仕方ないっちゃー仕方ないのだが¨

「鴨倉さん平気ですか?」

ふっかふかのコタツ布団それからコタツの入った段ボールでぎゅーぎゅー詰めになった後部座席に鴨倉さんが乗っていた

「今日1日我慢してやっぱり送ってもらえば良かったなー?しくった」

今日1日我慢してって鴨倉さん泊まって行く気だったのか?!

「鴨倉さん¨あの¨その¨」

鴨倉さんサイズのパジャマがありません

「ん?礼なんか言うな(笑)帰ったら組み立てような♪高場も手伝ってくれ」

あっ僕お礼言うの忘れてたっけ?

「しっかし狭いなっ身動き取れない!」

それは鴨倉さんがデカイから

ぷっ♪ぷぷぷ¨

コタツ布団を押すも戻ってくるコタツ布団

鴨倉さんより折り畳んだコタツ布団の方が大きいって何だか笑える

「しかし、このコタツ店で見た時より意外と大きいな?大丈夫か?」

「丸いから何とかなりますって♪」

そうゆう問題か?



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