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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第51章 良心的なヤクザさん?

ピンポーン♪ピンポーン♪

「橘さん?誰か来たみたいだが?」

「すみません。出てもらえますか?」

誰だ?

「はい」

ガチャ♪

「あー秀一まだいたのか?」

甚一?

「屋敷に帰ったんじゃなかったのか?」

「こんばんはー¨」

甚一の後ろからひょこっと出てきたのは¨誰だ?

「あー近藤さんが起きてな♪土産渡しに来たって訳よ♪」

そうだ近藤さんだ

「土産?どこか行ってたのか?」

「あそこの温泉にちょっとな♪橘さんは?」

温泉?

「あーちょっと待ってくれ呼んでくる」

秀一が橘さんを呼びに行ってくれた

「すごくいい匂いがしませんか?」

くんくん♪近藤さんが鼻を鳴らす

「ホントだな?カレーか?いや肉を焼いた匂いもするな?」

「何でしょうね?♪」

パタパタパタ♪橘さんが走って来た

「そんなとこじゃなんですし鴨倉さん上がってください♪」

「じゃお邪魔します♪」

近藤君?!

「君いつの間に!」

「いつの間にって僕はずっといましたよ?ね?鴨倉さん♪」

「あっああ」

「鴨倉さんも上がってください♪ささどうぞ♪」

「どうぞって君の家じゃないんだよ!」

「ぐびっ」

近藤君の襟首掴んだ

「全く君ときたら」

「ぜんぜいっ離じて」

「あっ橘さんこれ土産なんだが¨」

「ぜんぜいっ僕もお土産持って来ました(はなっ離して)」

土産?

パッと離した手

「どうして先生はすぐこう掴むかな¨ボソッ」

「何か言った?!」

いえ別に¨

そんな事より鴨倉さん!

「どこかに行ってらしたんですか?」

「あー温泉に近藤さんと一緒に行って来て」

「近藤君と温泉¨ですか?(また奇妙な組合わせだな¨)こんなとこじゃなんですし上がってください」

「あーすまないな。では失礼して」


パタパタパタ♪お土産渡して先に上がった僕

「あーやっぱりカレーだ♪おや?鍋ですか?」

げっ!何でまた変なやつ?!

「カレー鍋って珍しいですね♪美味しそうだ♪」

「¨¨¨¨¨¨¨」×4

なるべく顔会わさないように¨

「近藤さんも良かったら召し上がられますか?」

え゛ー!小野寺さん何勧めちゃってるのー!

「え?いいんですか♪ではお言葉に甘えて(笑)」

いいんですか♪ってそのつもりだったんだろ?

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