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ｽｰﾊﾟｰに着いた

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ♪

カートを押すのは決まって日高

「先輩白菜は?」

「白菜？いらない♪」

鍋するんだろ？

「えのきは?」

「いらな～い♪」

えのきもいらないのか？

「一樹一応両方買っておきなさい」

でも先輩いらないって

「あっ白菜がいるならｷｬﾍﾞﾂも買っておくか？後人参にﾋﾟｰﾏﾝにそれから」

いや¨だからいらないって

「小野寺さんっ白菜は昨日買った残りがまだありますよ！」

「何回も買い物来るの大変だろ？買っておけば何かの役に立つ」

何かの役って白菜使う料理はだいたい決まってる。めったに使わない

「日高ー?何してる？かごー♪」

ｶｺﾞって言ったって小野寺さんと橘さんが¨あーもう！

走って新しいｶｺﾞをカートに乗せて先輩の所までまた走った

「先輩持って来たよﾊｧ¨ﾊｧ¨」

「そっからそこなのにお前最近運動不足なんじゃね？」

小野寺さんが使ってて新しいｶｺﾞ用意してまた走って来たんだよ！

「よし♪後は冷凍うどんと肉だな♪」

先輩がｶｺﾞに入れたのはｶﾚｰのﾙｰ1つ

「え？先輩これだけ?」

「それだけだけど？」

「だったら、わざわざカゴいらないよな?」

「お前カート押すのが好きなんだろ？♪」

んな訳ないだろ！

「河辺？肉決まったか？」

話が終わってないのにそうやって違う所行く¨

「これにしようかな？♪」

河辺が手にしたのは焼肉用の肉

「あーダメだダメだ。こっちにしとけ♪」

兄さんが選んだのは薄切り肉

「何で？！僕は牛肉が食べたいんだよ！」

「これも牛肉だろ？これでok ♪後は鮫島だな？」

違う！僕は牛肉は牛肉でも焼肉が食べた¨って行っちゃった

「だったら初めからなつ兄が選べばいいじゃん！」

ぷーっと膨れた時肩叩かれた

「日高先輩？」

「¨¨¨¨¨¨¨¨¨」

え何も言わないの？

「あっちょっと待って」

その後俺は鮫島といささか口論になったが勝手に冷凍うどんをｶｺﾞに入れた

『ｷﾂﾈが食いてぇのに¨』

『ｷﾂﾈなんか食える訳ないだろ』

は?

「ﾅﾝﾊﾟ野郎はっと♪あっいたいた♪どこ行ってたんだよ？」

なつめ君？

「１週間分の食材買っておこうと思ってな♪ん？それだけでいいのか？」

ｶﾚｰのﾙｰと冷凍うどんと薄切り肉しか入っていないカゴ