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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第51章 良心的なヤクザさん?

「今度は僕が洗います♪」

「いや¨構わない」

「遠慮しないでください♪お友だちなんですから♪」

「じゃ、じゃぁ頼もうかな?」

「はい!♪」


ゴシゴシゴシ♪

「鴨倉さんって何かされているんですか?♪」

筋肉もりもりの逞しい体♪ジムとか通っているのかな?♪

ゴシゴシゴシ♪

何かと言われたら

「ヤクザだが?」

ヤクザ?!そうだ!この人はヤクザさんだった

どうしよう!今頃思い出すなんてっ

「どうした?手が止まってるぞ?」

「ぼっ僕たちって¨おっお友だちなんですよねー¨?」

「まぁそうだな?それがどうした?」

今更お友だちやめたいだなんて言ったら殺されるよねー¨?

「近藤さん?」

ドクン¨ドクン¨ドクン¨

「大丈夫か?」

ビクッ!

手を触わられた!

「触らないでください!」

パシッと払いのけた

「あっすまない¨さてと!もうひとっ風呂入ったら上がるとするか♪」

鴨倉さんは湯船に浸かりに行った

この隙に逃げよう!
やっぱり僕はまだ死にたくない!

「近藤さん?どこ行くんだ?」

ギクッ

非常口のマークの格好で固まった

そうだ!何故僕が殺されなくてはならないのか理由を聞いてない!

「あのー¨」

「何やってる?早く入って来い♪風邪ひくぞ?」

「その前に聞きたい事があります!」

聞きたい事?それより風邪を引いてしまう

「早く入れ」

「聞くまでは寒くても入れません!」

「寒いなら入ればいいだろ?ほら早く」

「嫌です!どうして僕が殺されなくてはならないのか理由を聞いてない!」

「殺す?ふわーはっは(笑)」

「なっ何がそんなにおかしいんですか!?」

ヤクザだから殺されると思ったのか?(笑)

「殺す相手を温泉に誘うか?(笑)」

「そらそうだけど¨清めの儀式か何かも知れないボソッ」

「何ボソボソ言っている?とにかく風邪を引くから入れ♪」

ちゃぷん♪ちゃぷん♪と鴨倉さんが湯船を叩く

「¨¨¨¨¨¨¨¨」

鴨倉さんから遠く離れて温泉に浸かった

「そんなに離れていたら話も出来ないだろ?」

そんな事言ったって¨

「誰も殺しやしないよ(笑)こっち来い♪」

「本当ですか?」

「ああ♪(笑)」

そそそ¨と泳ぐように近づいた

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