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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

その後高場さんも来て新年会が開かれた

「それでは皆さんのご健康を祈ってかんぱーい♪」

かんぱーい♪

ぐつぐつぐつ♪

昆布の香りが漂う天然トラフグが舞う鍋♪
そろそろ食べてもいいのかな?♪

「あの先生?トラフグ食べても」

「小野寺さん注ぎますよ♪」

「あっすまない。橘さんも」

「あっすみません♪」

何だか間に入れない雰囲気?

橘さんと秀一いい感じだな?
ちょっくら邪魔してやるか♪

「秀一俺にも注いでくれ♪」

「お前は高場に注いでもらえ」

「何だそれ?(笑)」

「あっ私が注ぎますよ」

出た出た橘さん♪
そうこなくちゃ面白くない

「悪いな橘さん♪しかし橘さんの手は幼女のような綺麗な手してるな♪」

「そんなっ」

真っ赤になって可愛らしい

「甚一酔うにはまだ早いんじゃないか?橘さん俺と席代わりましょう」

「誰も捕って食ったりしないさ(笑)」

「いやお前は分からないからな危険だ」

「危険って¨小野寺さん¨」

「いや¨その¨」

二人して真っ赤になって中坊の初恋じゃないんだぞ(笑)

先生と大人達は盛り上がっていて声かけても無駄みたい?

「あのー?そろそろフグが」

「あー先輩ポン酢取って♪」

「ポン酢?」

あっチンチクリンの前にポン酢がある

「悪いポン酢取ってくれ」

なつめさん♪

「はい!♪ポン酢ですね♪どうぞ♪(あっ)」

渡した時少し指先と指先が触れた

何か今変な声聞こえたような?

「先輩ポン酢」

「ああ¨(気のせいか?)」

どうしよう♪指先と指先が触れちゃった♪まるでE.T みたい¨ドキドキ

「小野寺さん?もうフグ食べてもいい?」

「ああ。沢山食べろ♪橘さん河豚入れましょうか?」

「すみません♪」

E.Tって指先と指先が触れた瞬間何て言うんだっけ?
自転車に乗って空飛ぶのはいつだっけ?思い出せない。いつだっけ?

「近藤君食べないの?」

「あっ頂きます♪」

やっと先生が僕に話しかけてくれた

鍋のなかを探るもフグの姿はなく

「あの¨フグは?」

「あーもう無くなったのか?次入れるから少し待っててくれ♪」

「じゃ¨白菜とえのき頂きます¨」

の前に御手洗い行っとこう♪

ぐつぐつぐつ♪

「フグもういけるぞ?っていないのか?どこ行った?」

鴨倉さんがキョロキョロしていた

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