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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

「つまり童貞って事か?」

自らそんな事堂々と暴露するやつ初めて見た(笑)

「どどっ童貞とか言うな!どどっ童貞とか言われる筋合いないよ!どっ童貞のどこが悪い!僕のバージンは大切な人の為に取ってあるんだ」

バージン?

「アンタそっち系?」

?????

「そっち系って何?」

「あーつまりネコかって事」

ネコ?

「僕はネコは嫌いだ。何てったってハムスターが好きだから♪」

あなたが好きだからー!(101回目のプロポーズ)みたいな言い方するな!

腹痛てー(笑)

「何がおかしい!きっ君はバージンじゃないのか!?」

「俺がバージンな訳ないだろ?(笑)」

「そうなのか?!」

「当たり前だろ?心配しなくてもアンタには突っ込まねーから大丈夫だ(笑)」

「突っ込む?」

何を?

「それより早く掃かないとまた怒られるぜ?」

「あ!そうだったって何で僕がホウキとチリトリ持たされたと思う?」

「は?ってか今度一緒にランチ行く?」

「ランチ?僕が?君と?二人で?」

「二人な訳ないだろ気持ち悪い(笑)」

「気持ち悪いのは君の方だ!」

「は?俺?アンタだろ。行かないんだな?」

「何で僕なんだ?他に誰か一緒なのか?」

「日高君と河辺となっちゃんだけど?」

「なっちゃん?」

あーあそこのって指差したのは僕の天使なつめさん?!

「行く!行くよ!何時何分?!場所はどこ?!」

ちょっしがみつくな!

「あーまだ詳しくは決まってないからまた連絡するよ」

「じゃ僕の携帯番号を♪」

いそいそ♪
携帯を取り出した

「え?ヤだよ」

え?何で?

「明けましておめでとうございます!あ♪鮫島君だな?おめでとう♪!」

「あ¨えーと¨おめでとうございます(名前が出てこねー)おのっ小野寺さん!お客さん!」

俺に?
鮫島君に呼ばれて玄関まで行った

「あー甚一か?ちょうど鍋に野菜入れ始めたとこだ♪例の物は?」

取り残された僕

例の物?何だ?
まさかヤクの密売?!

「先生!先生ー!大変ですー!」

近藤君の呼ぶ声がする

「何?まだいたの?あっ♪鴨倉さん明けましておめでとうございます♪ささ♪上がってください♪」

「じゃ遠慮なく♪」

「あの先生?」

僕には一言も言ってくれていないよね?
明けましておめでとうとも上がっていいよ♪とも¨

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