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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

鍋の用意も調った頃

ピンポーン♪

「あっ来たな?」

小野寺さんが玄関に向かおうとした

「私が出ますから座っててください♪」

「甚一だから私が出るよ気を使わずに」

「そうですかすみません。じゃ私はお野菜とか入れ始めますね♪」

「お願いします♪」




ガチャ♪

「甚一か?早かったな?」

パンパンパーン☆三

なっ何だ!?
目の前に火花が散った

「happyNEWyear♪なつめさん♪」

「¨¨¨¨¨¨¨」

あれ?

前を見たらものすごい形相で顔に糸屑垂れ下がった巨人が睨んでいた

「あの¨なつめさんは?」

何がなつめさんはだ!

「ああ!?」

ヒーッ!


何だ今の音!?
皆で玄関に向かった

火薬の焦げ臭い匂いが立ち込める玄関に背高ノッポが呆然と立っていて周りに散らかった糸屑?

「大丈夫ですか!?小野寺さん?」

「何だったんだ?今の?」

後ろから前を覗き込んだら

「あ¨変なやつ」

あのチンチクリンが立っていた

「あっ!なつめさん♪happyNEWyear♪明けましておめでとうございます(ペコリ♪)新年のご挨拶に私くし近藤が参りました♪(ペコリ♪)お元気でしたか?♪」
 
「¨¨¨¨¨¨¨。誰が呼んだんだよ?」

回れ~右!

「あっなつめさん!待ってください」

俺の名前を呼ぶな着いてくんな!

「ちょっと近藤君!」

「はい?」

家に上がろうとすると先生に呼び止められた

「ゴミ片付けて」

「僕が?」

「当たり前でしょう?人の家に来て散らかしたら片付けて帰るのが常識でしょ?」

帰る?僕来たばっかりだよね?

「早く片付けて!これからお客さん来るんだから」

お客さん?僕もお客さんだよね?

「ほら!さっさと片付ける」

ホウキとチリトリを渡された

「はい¨」

あ¨コイツ人数合わせにちょうどいい?

「なー?アンタ女いる?」

何だ藪から棒に!
僕は女なんかよりなつめさんが欲しい!

「いらないよ!」

いらない?何の話だ?

「付き合ってるやつはいんのかって聞いてんだけど」

付き合ってるやつ?

「いないよ」

いないといらないの言い間違えか?

「やっぱりな」

ぐわっ←近藤振り向く

「君失敬だな!僕は一途なんだ!運命の人に出会うまでは誰とも交わらないと決めている!」

交わらない?

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