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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第50章 初詣

「さっきまでいい感じだったのにホントお前らって惜しいよな?(笑)」

「いい感じ?」

「キスしてたろ?」

キス?

日高と目が合う

真っ赤になる二人

「恥ずかしがるならやめとけよ(笑)まぁなっちゃんにしてはよく頑張った方なんじゃね?」

ムッ!

「鮫島!何だお前その言い方は!」

「だってデコチューだろ?目瞑らせてデコチューはねぇよ(笑)」

うんうん¨←頷く一樹

「日高お前までっ」

「けどデコチューでも先輩から積極的にキスしてくれたのには驚いたけどね(笑)何だかいい事起こりそうだよ♪」

俺のキスは御守りか?けど喜んでる?して良かった
自然と顔がほころんでしまう

「ところでなっちゃん?今度日高君の友達と皆でランチ行くんだけど行くだろ?」

「日高の友達と?何で?そんなの日高だけ行けばいいじゃん?」

そうきたか

「何か偶然ばったり会ったらしくってよ♪向こうも人数多い方が盛り上がんだろうって事になって行くよな?」

「盛り上がる?」

あー何か根掘り葉掘り聞いてくるパターン?

「あー先輩ほらカラオケとか人数多い方が楽しいだろ?だからだよ♪」

「カラオケ?ランチって言わなかったか?」

「事の例えだよ!」

「何だお前えらっそうに!」

「先輩が事細かに聞くからだろ!」

「聞いちゃいけねーのかよ!?」

いけなくないけど¨
鮫島先輩どうしよう!

チラッと鮫島先輩を見た

「来るのか来ないのかどっちなんだよ!(怒)」

おっ怒った?
怒る程の事でもないような

「行く¨」

先輩?

「だったら素直に初めからそう言えバーカ(笑)日高君行くってさ♪」

え?あ?

「ありがとうございます¨」

「お前バカつったな?何で日高が礼言うんだよ?」

「え?あの¨それは¨」

「は?」

ガチャ♪

「ただいまー♪」

ナンパ野郎が帰ってきた

「どこ行ってたんだ?」

「なつめ君♪明けましておめでとう♪」

背高ノッポが後ろから出てきた

「おめでとう¨ございます?ってそれ何?」

「あーこれか?運んでくれるか?」

次々玄関に運び込まれる物

なんじゃこりゃ?
ビールケースにスーパーの袋の数々

「日高ー!鮫島!手伝えよ♪」

何で僕だけいつも呼んでくれないの?

勝手についてこうっと♪

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