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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

廊下に立たされた俺達

「なー?鮫島?」

「ん?」

ケツの後ろに手当てて壁にもたれた相川が聞いてきた

「先生は何で廊下が好きなんだ?」

いや‥俺に聞かれても

「廊下ばっか立たされてたら授業受けれねーよな?」

「そらそうだわな‥」

「それで成績落ちたからどうのこうの言うのは間違ってねーと思わねーか?」

「まぁな?」

「俺おかしいと思うんだよな‥」

相川の言ってる事は正当で毎回廊下に立たされたら授業が2人だけ遅れる訳で‥

「俺納得できねー!」

ちょっ相川?

相川が一回廊下を蹴ったかと思ったらバーンと教室の扉を思いっきり開けた

「廊下が好きな先生が廊下に立てばっ!!」

あっ相川?

「授業に戻る83ページ開けて」

むっ無視かよ!

「先生は廊下が命なんだろ!離れたくないんだろ!なー先生!」

相川?

根本的に違うだろ

「先生!」

ギロっと睨みつけてやったら睨み返され‥

ハァ‥ハァ‥ハァ‥ハァ‥

ハァ‥ハァ‥

走らされるハメになった俺と鮫島

文句言ったのは相川なのに何で俺まで‥

「なっちゃんってさマヌケだよなハァ‥」

「何がだよ?ハァ‥しんどいっハァ‥」

しんどいってお前が余計な事言うからだろ(笑)

走っていると花壇が見えた

「あっ!なっちゃん花壇手入れしてるか?」

花壇?

「あっチューリップ!」

チューリップ?

相川が眩しそうに校舎を見上げたら日高君のクラスに向かってデッカい声で叫んだ

「日高ーっ!日高ーっ!」

「バカか!」

「何がだよ?日高ーっ!日高ーっ!」


お前校舎に向かってグラウンドから叫んだら俺達のクラスにまで聞こえるだろ!
また先生が‥



自習で友達とバカやってると先輩の声がグラウンドから聞こえた

え?
何でグラウンドから?

窓から顔出してグラウンド見ると先輩が手を振っていた

「何してるの?(笑)」

日高がデッカい声で返事してきた

「見てわかんねーのかよ?お前何してる?」

お前ら携帯で話せよ‥
何の為の携帯なんだよったく

「自習だけど?」

自習?

先輩が手招きした


「来いって事?(笑)」

だから手招きしてんだろ?

「いいから来い♪!」

すっげー笑顔の先輩♪

「俺ちょっと行ってくるわ♪」

「行ってくるって日高?」

先輩の元に走って向かった

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