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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

教室に着き席に座った俺と鮫島

ガラッと開いた教室の扉

「規律!礼!おはようございます♪」

「おはよう」

「着席!」

先生が教壇に立ち俺達を見渡して言ってきた

「明日はついに卒業式だな♪夢を持って羽ばたいて行く君達の‥‥」

卒業か‥

早かったなこの1年

俺と鮫島はまた1年間お勉強‥

ツンツン♪

隣の鮫島が腕をツンツンしてくる

「なんだよ?」

「明日俺達も来ねー♪(笑)」

「は?関係ねーだろ?」

「関係ねーっていつ手続きすんだよ?始業式始まる前に済ませるように言われたろ?」

いや俺は言われてない
お前が後から先生と話した時に聞いたんだろ?

まぁいいけど別に‥
手続きしなくちゃいけないんだ

そして俺達は卒業式とか無関係なのに学校に来る事になった

あー‥最悪。

なるべく皆と逢わずに済ませたい‥

ツンツン♪

「なんだよ!」

「昼飯食ってから行くか?♪」

「そんな事どっちでもいいだろ!」

鮫島は何とも思ってねーのか?

留年する事を恥ずかしいとか悔しいとか思ってねーのか?

「なー?鮫島?」

「ん?何だ?」

何故そんなに笑顔なんだお前?

「なんだよ?言えよ(笑)」

ニコニコしてやがる

「笑うな!気持ち悪い!」

「気持ち悪いとはなんだ!あー?」

「気持ち悪いから気持ち悪いって言って何が悪いんだよ!」

「昨日日高君と燃えたクセに(笑)」

「なっ!いっ今関係ねーだろ!」

何で知ってんだよ!
鮫島とまた言い争っていたらバン!と黒板の叩くすごい音が響いた

「またお前らか!」

先生が言い終わる前に立った鮫島

「はいはい♪なっちゃん廊下だってさ(笑)」

「廊下かどうかまだ‥」

先生が廊下を指差した

「‥‥‥‥」

キーンコーン♪カーンコーン♪
キーンコーン♪カーンコーン♪

ふー‥。

授業が終わり廊下から教室に戻ったらクラスメートの斎藤が俺に声かけてきた

「相川と今日で会えなくなるとか寂しいな‥」

は?

「あーっ!斎藤お前抜け駆けズルいぞ!相川は皆の物だからな♪」

え?ちょっとっ!

続々と俺と鮫島の周りに集まってきたクラスメート達

お前ら‥

「ちょっ泣いてんのか?相川?」

「大丈夫かよ?相川?」

相川相川って言うなよバカ

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