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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

「俺の竹の子取るなよ‥」

「だったら素直になれよ(笑)」

それアンタだろ!

パクッと口に入れた竹の子とシチューのコンビネーション

!!!?

「旨いか!?♪旨いだろ!」

旨いだろと言われたら微妙とは言えない

「う‥うん」

「そっか♪」

先輩がボソッと呟いた

それって竹の子ご飯作れなかったからせめてものお詫びのつもり?

先輩‥

先輩の気持ちに応えないと!

!!!!?

日高?

勢いよくシチューと竹の子をかき込んでいく

「ぶほっ!んぐんぐっ!ぶほっ!ぐぐぅっ」

「水飲め!水!」

そっそんなに慌てて食う事ねーだろ?

隣で咽せながら水飲んでシチューを食べては、また咽せて水飲んでシチュー頬張る日高に呆気にとられてしまう

忙しいヤツだな…




晩飯も食い終わり部屋に入った俺と日高
日高がゴソゴソしたかと思ったら

「パンダ付けよう♪」

パンダ?

手に持っていたのは俺がやったパンダのキーホルダー

「あっそう言えばまだ付けてなかったな♪」

先輩もパンダのキーホルダーを取り出し自分の鞄に付け始めた

俺が付けてあげたい!

「先輩の鞄には俺が付けてやるから先輩は俺の鞄に付けてな♪」

え?

それじゃ意味ねーだろ?

と思ってる間に付けられてしまった俺の鞄にパンダのキーホルダー

「早く俺の鞄にも付けてくれよ?」

いや‥何か違うだろ‥
俺が日高にやったパンダを俺の鞄に付けたら意味ねーだろ?

「先輩?」

せっかく俺が付けてあげたキーホルダーを外そうとした

「せっかく付けたのに外すなよ!!」

「これじゃ意味ねーんだよ!」

「何でだよ?同じパンダだろ?」

「同じパンダでも意味が変わってくるんだ!」

意味?

自分のパンダのキーホルダー握ったまま俺の付けたキーホルダー外したらポロッと落ちた2つのキーホルダー

「ハッ!!!!?」

ハッ!って何?口に出して言うか?(笑)

どっちが日高にやったパンダかわからなくなってしまった

「先輩?」

固まる先輩

あっもしかして?

「先輩♪俺に今パンダのキーホルダーちょうだい♪先輩が鞄に付けてくれた方が俺にくれたパンダだから♪」

今?

そうゆう問題じゃなくて

あの時あの場所でやったパンダが必要な訳で‥

「お前はそれでいいのかよ?」

ちょっと拗ねたような先輩が言ってきた

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