テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

「何ボサっとしてんだよ?繋がないなら先に」

!!!?

日高が飛びついて握った手

先輩なんだかんだ言って俺がいないと寂しいんじゃん(笑)

「何ニマニマしてんだよ‥」

「べ~つにぃ(笑)」

俺が後ろに手出したら日高が握ってきた手

やっぱり俺がいないとコイツもダメなんじゃん(笑)

エレベーターに乗り込むと日高が言ってきた

「土産のキーホルダー同じパンダのキーホルダーなんだよな‥」

同じパンダ?

「お前真似するなよなっ」

いやいや‥俺が先に買ったから‥

「どうしよう?これ‥」

ポケットからキーホルダーが入った袋取り出してきた

「鮫島達にやったらいいんじゃね?」

捨てるの勿体無ねーじゃん

「あっそっか♪先輩もたまには役に立つな(笑)」

チーン♪

最上階に着いたエレベーター

「お前それどうゆう意味‥クンクン♪クンクン♪」

ぷわ~んとシチューのいい匂いが漂うフロア

「先輩?」

鼻クンクン♪させて匂いにつられて先に行く先輩

やっぱり犬だな…


ガチャっと開けた玄関

「腹減ったーっ♪」

「ただいま♪」

シチュー温めてたら帰ってきた食パン君 と日高君

「お帰り♪あっ竹の子湯がくだけ湯がいといたから」

竹の子?

「あっ竹の子!」

チラッと日高を見た
竹の子ご飯食いたいって言ってたのに日高追いかけて作れなかった

どうしよう‥

「先輩明日でいいよ(笑)シチュー食べよ♪」

日高は怒らず笑顔を見せた

お前俺の竹の子ご飯食いたいって言ったよな?

俺の竹の子ご飯はシチューに負けたのか‥
悔しい!許せねー!


「いただきます♪」

「ひゃー旨そう♪河辺おかわりしような♪」

「うん♪」

「(何これ?)」

皆スプーンが進む中日高だけが止まっていた

「ん?日高食わねーのか?」

自分で入れようとしたら先輩がお皿貸せ!って言うから渡したら
カツカレーのようにご飯とシチューの間に薄く切られた竹の子3切れが立てかけられている

「これ何?」

「何ってお前竹の子ご飯食いたいってたろ?だから(笑)」

「だからってね!あのね!俺の言った竹の子ご飯はね!」

スプーンを俺の前で縦に振って反抗的な態度

「旨いだろ?どれ俺が一枚♪」

先輩がスプーンで竹の子を掬おうとしてきた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ