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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

日高のヤツ逃げ足だけは早いな…

走って追いかけたけど見つけられなかった

トボトボ歩いてマンションに引き返した俺

トボトボ下向いて歩いていると

「先輩?」

え?日高?

向こうから日高が歩いて来るのが見えた

「日高お前っ」

俺は走って日高のとこに行こうとしたら日高も走って俺のとこに来ようとするから走るのやめて待った
一石二鳥だろ♪

「先輩何で?」

「何がだよ?」

いや今外にいるじゃん?

「ジュース飲みたくなったのか?」

ジュース?

俺はお前をだな!

「そっそうだ♪いいのなかったから帰ってきたとこだ(笑)おっお前は?」

亮太ってヤツのとこ行った日高を追いかけたなんて言いたくないからわかっていたけど聞いた

「そっか(笑)俺は橘さんの用事で亮太ん家♪あっ亮太と門崎別れたって‥」

「え?」

「びっくりするだろ?門崎が引っ越したからとか言ってたけど‥」

引っ越した?ってか付き合ってたのか?俺知らない。

門崎が亮太ってヤツを好きなのはあの時聞いたから知ってたけど‥別れた?

「何で?」

「え?だから引っ越したからって‥ちゃんと人の話聞いてたか?」

いや‥そうじゃなくて

「引っ越しただけで別れるとか変だろ?」

俺も思ったけど‥
2人の事余計な検索はしない方がいいと思ったから亮太に詳しくは聞かなかった

「引っ越しただけで別れられるもんなのか!!」

先輩?

「そんなの本当に好きじゃなかったって事だろ!!!」

先輩が熱くなった?何で?

「俺は‥俺は許さないからな!!」

門崎はアイツの事すげー好きだって俺に言ったんだ

「俺たちは俺たちだろ♪」

は?

「今お前の友達の話だろ!?」

違うのか?

「2人の事は2人に任せとけばいいんだよ(笑)」

そりゃそうだけどだけど!

「だから亮太に土産渡せなかった‥」

「何で?」

え?

「せっかく買ったのに何で渡せなかったんだよ?」

だから言ったじゃん‥。

「門崎とお揃いのキーホルダーだからだよ!」

「キーホルダー?」

アンタ一緒にいただろ!
あーイライラするっ

「もういい!帰るよ先輩!」

何怒ってんだよ?


「おい待てよ日高!」

日高が俺を置いて先々行く

「お前は俺の後ろだろ!?」

「何がだよ!?」

俺の前を走って通り過ぎたかと思ったら手を出してきた

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