テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

亮太の家まで走ったら10分程で着いた

意外と近いんだな‥

ピンポーン♪

ご飯を食べていたらチャイムが鳴った

「誰かしら?」

ママが食べてるのに出ようとしたから僕が変わりに出たインターホン

「どなたですか?」

あっ亮太♪

「俺!一樹(笑)」

一樹?!

ガチャと開けた玄関

「一樹チャ♪どうしたの?」

「丸文字で近藤君って書いてくれないか?」

渡されたのは大学ノート?

「近藤君って?」

あっ事情説明してなかったな…

「知り合いの人がご当地キャラのサインが欲しいって頼まれたみたいでぬいぐるみが書けないだろうって事になってさ(笑)亮太丸文字書けるだろ?変わりに書いてくれないか?」

「え‥いいけど‥」

「助かるよ(笑)」

目の前で大学ノートに丸文字を書きだした亮太

「そういえばお前門崎とは上手くいってるのか?」

一瞬止まったペン

「どうした?」

また書き出していく

「別れたんだ(笑)」

え?!!

「何で!?」

「う~ん?門崎君のお母さんが再婚するとかで門崎君も一緒に暮らす事になって引っ越しちゃったから‥」

引っ越した?再婚?

「俺何も聞いてないけど‥」

「あれ?電話するって言ってたよ?」

電話?

「いつ?」

「昨日‥」

昨日!?

携帯開けたら着信とメールが入っていた
昨日バタバタしてたから気づかなかったのか‥

「はい♪これ♪」

門崎からのメール見ていたら渡された大学ノート

別れたなら門崎とお揃いのキーホルダー渡しちゃいけないよな?

「あっああ。ありがとうな…後これ土産(笑)」

みかん水?

「みかん水って何?旅行行ってたんだ♪どこ行って来たの?」

「すげー旨いジュースだから飲んだらわかるよ(笑)温泉旅行♪」

僕は地名を聞いたんだけど‥

ぁ‥指輪してる?

「一樹チャ指輪するんだ‥」

「え‥ああ(笑)」

桜木祭のファッションショーの後手作り結婚式挙げて先輩と結婚したんだ♪って言わなくても指輪してるからわかると思って言わなかった

僕は一樹が出るファッションショーを少しだけ見て自分のクラスに戻ったんだ

あの時の一樹格好良かったなぁ♪

「亮太?」

「え?あっ何?」

思い出したらぼーっと一樹を見てしまっていた

「用事はこれだけだから俺帰るよ」

え‥もう帰っちゃうの‥

ストーリーメニュー

TOPTOPへ