テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

「先輩?竹の子は?」

「あ?今ココアだから♪」

ココアだからと言われた事にカチン!ときた

明日でもいいからねと言ったのは俺だけど俺の為に竹の子ご飯作ってくれようとした気持ちがココアに向けられた事に腹が立った

沸かした鍋の火止めてやる!

ムカムカしながらキッチンに行こうとしたら橘さんが声かけてきた

「書いてもらえた?サイン‥」

サイン?

「あっ忘れてた!今から行ってくる!」

「今から?え?別に明日でも‥」

部屋に入ってしまった日高君

あっお土産も持って行かないとっ

亮太にもみかん水一本やろう♪

俺の買ったパンダのキーホルダーが入った袋とみかん水持って出たマンション





ココア飲み終わった時日高がいない事に気づいた俺

「日高は?」

鮫島と河辺は2人だけの世界にどっぷり浸かっていたからナンパ野郎に訪ねた

「日高君なら今さっきサインもらいに行ってくれたけど‥」

サイン?

「誰の?」

「ご当地キャラのサイン」

丸文字書ける友達いるから頼んでみると言われたサイン

ご当地キャラのサイン?

「ぬいぐるみがサインなんか書ける訳ないのに本当に書けると思ってんのかよ(笑)それに、もう帰って来たっての(笑)バカなヤツ」

「違う違う(笑)友達に頼んでくれるって言ったから」

友達?

友達にサイン?

「‥‥‥‥」

「どうしたの?相ちゃん?」

俺は無い頭使って思い出していた

確か‥あの時日高は‥

日高は‥

「あー!亮太か!!」

あんの野郎っ

「相ちゃん?!竹の子は‥」

鍋の火も止めず出て行ってしまった

「仕方ないな‥」

変わりに竹の子湯がいといてあげるか♪

湯がいた後水に浸けておけば料理しやすいし♪

ふんふんふ~ん♪


マンションのエントランスを出て亮太の家の方向(左)に向かって走った俺


日高の野郎っ!

エレベーターは使われていたから階段で下りる事にした

最上階から一階まで下りるのはかなり長く辛い階段だった

この時点で日高との時差は出来ている事にも気づく余裕なんてなかった

マンションの門の前に着き左か右か考えた

右!

俺は右に曲がって走って追いかけた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ