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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第47章 これも愛♪それも愛♪たぶん愛♪きっと愛‥

兄さんがいちゃもんつけてきた

「僕はベルサーチよりARMANIなんかよりこっちの洋服の方が気に入ったんだ!」

俺がやったのは480円の処分品‥

ベルサーチにARMANI!!?

肩身が狭くなる

「ベルマー二?アルマーチ?って何だ?」

「ベルサーチにARMANIだろ先輩‥」

ベルサーチとARMANIごっちゃになって終いには行進曲かよ?(爆)

「クリーニング出すんだ♪」

ポケットに手を入れて嬉しそうにはしゃぐ河辺

クックリーニング!?

48円の服をクリーニング!?

「クリーニング代の方が高いだろ!」

「先輩はいいからっ!先輩は太鼓叩いて笛吹いて行進するんだろ?」

太鼓叩いて笛吹く?

「俺は珍鈍屋じゃねーぞ?」

「珍鈍屋って何?(笑)」

「え?知らねーのか!!」

びっくりした顔をした先輩

そんなにびっくりする事なのか?

行進曲と一緒に太鼓叩いて笛吹いて歩く先輩の姿を想像した

幼稚園児のパレードみたい(笑)

「侍みたいなカツラ被って、ほっぺた赤く塗って派手な着物着て番傘差して肩から太鼓吊り下げて紙吹雪が舞って‥って知らねーのか?」

「え‥!!」

俺より驚く事ねーだろ?

レレレのおじさんが侍みたいなカツラ被ってホウキが太鼓に変わったのを想像した

レレレのおじさん知らない人は『天才バカボン』で調べてくれ♪by鮫島


ガチャっと開いた部屋の扉

「皆帰って来たのか?」

橘さんが部屋から出てきた

「あっ橘さんただいま♪」

「ナンパ野郎今日俺が飯作るから作らなくていいぞ♪」

え?聞いていないけど‥

「今日寒いからクリームシチュー作ってしまったよ?」

クリームシチュー?

「昨日日高が竹の子ご飯食いたいって言ってたの聞いてただろ?!何で勝手に作るんだよ!」

勝手にって言われても‥

日高が慌てて止めに入ってきた

「先輩っ!明日でもいいから♪ね?」

「いや!俺は作る!」

日高が食いたいって言ったんだ

俺のご飯食いたいって言ったんだ

先輩は早速キッチンに立ち鍋に湯を沸かし始めた

「なっちゃん?先に河辺が入れてくれたココア飲めよ♪旨いぞーぉ(笑)愛情いっぱい詰まったココアだからな♪」

「僕の愛情?」

「そうだろ河辺♪」

「うっうん♪」

僕の愛情か‥うふふ♪

ココア?あっ俺のココア♪
戻ってきた先輩

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