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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

何だこの状況

視線を感じ周りを見ると皆うんうん♪と首を縦に振るこの状況

「先輩♪先輩♪」

「離‥(なんちゅー顔してんだよ‥)日高は竹の子ご飯好きか?」

幼い頃母さんが俺の好きなキノコが沢山入ったビーブシチューを作ってくれる横で飛んで跳ねて喜んだあの時の俺の顔に似てたから離せって言えなくなった

「俺はね~♪先輩のご飯が好き♪(笑)」

先輩のご飯ってなんだよ(笑)

「そっか♪良かったな♪」

よしよし♪

「‥‥‥‥」

先輩が頭撫でてくれた?

「なんだよ?」

頭撫でてやったのに真顔になった日高

「今日の先輩何だかこそばいな(照)」

「こそばい?」

こそばいって言わないのか?

「あー‥えーっと‥むず痒い?」

「水虫か?」

え?

「水虫って先輩‥?」

「水虫は移るからな俺に移すなよ!」

「俺なら先輩の水虫菌喜んでもらうけど!」

「はぁ?俺は水虫なんか持ってねーよ!変態!」

「大好きな先輩の水虫菌もらってどこが変態なんだよ!」

「喜んでもらうとか変態だろ!?大好きとか言うなバカ!」

「大好きだから大好きって言って何が悪いんだよ!」

あー何でお前らはそう‥

あのままロマンチックに終われねーのかよ‥

意外にロマンチストな俺鮫島健二

けどやっぱり相川は期待を裏切らないねー(笑)

言い合ってる2人を端から見てるとすごく楽しんでいる2人のように見えた

これが愛って言うやつか?

「なぁ?河辺?」

横にいた河辺に珍しくおねだりしてみた

「竹の子ご飯作ってくれ」

え?僕が?

「作れ‥ない」

「‥‥‥‥‥」

「あっ!肉団子ご飯なら♪」

肉団子ご飯?

「竹の子って鮫島っ!やらねーぞ!」

聞こえないように言ったのに聞こえたのか!?
なんつー耳してんだ!

「何で?」

何でって‥それは‥

「俺が採ってきたからだよなー♪せ~んぱい♪(笑)」

またむぎゅっと抱きしめられる

「やめろよ‥そのままやる訳ねーからだろ」

やめろと言いつつそのままな先輩♪

「あっもしかしてまた物々交換?(笑)」

物々交換?

鮫島が俺を見てくる

「物々交換なら分けてくれんのか♪?」

「鮫島先輩は何出すんですか?(笑)」

いいとも悪いとも言えない雰囲気

「あっああ‥」

じゃあの蛙やる(笑)

記念に買ったへしゃげた蛙

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