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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第45章 温泉旅行2日目

「ねー?先輩何で?」

まだ何で?何で?と聞いてくる日高

「本当にお前はしつこいな!しつこいヤツは嫌われるぞっ」

嫌われる?

「けど先輩は俺の事好きだよね?(笑)」

何この余裕な構え
前までなら嫌われるって言えばシュンとなったのに…

「好きだよね?♪」

質問変わってんぞ?

「好きだよねって?!」

「あーっうるさい!俺は寝る!」

寝るって先輩そっちは‥

ガラッと開けた襖

!!!!?

ピシャッと閉めた襖

本当にしてやがる
信じらんねー‥

「先輩?」

襖閉めた手を離さず固まってしまった先輩

「先輩?」

そっと肩を触ってみた

ビクンと反応した先輩

どうしたんだろ?
とにかく先輩を襖から離そうと襖に近づいたら

《アッアン‥鮫島先輩ッ‥ンンッ‥ダメッアン‥》

パンパン!パンパン!

《ヒィッ‥アアン‥アン‥》

マッマジでヤッてんのか!?あの2人!

ボッと俺の顔も真っ赤っか

ヤッてる本人たちより聞いてる俺たちの方が興奮した

「あーっ先輩ほら♪TV見ような!TV(笑)」

「おっおお‥そうだな!TV見よう(笑)」

真っ赤な顔したまま2人してカチカチに固まって座ってTVをつけたら

『アッンア-ン‥激しっダメ‥』

!!!!?

!!!!?

チャンネルはそのままに♪じゃねーだろ鮫島っ!
明るい時間帯から何見てんだよ!

TVのリモコンを取ろうとしたら

「あっ!『あっ!!』」

重なった手と手

自然と振り向いてしまう俺

当然日高と目が合う

「先輩‥」

ヤバい…ヤバいぞ‥この展開!

「ひっ日高っ喉乾いたな!何か飲むか?」

「え?あっうん!!」

そうだ飲み物飲んでここは落ち着け俺!

先輩が冷蔵庫開けてまた固まった

「どうしたの?先輩?」

日高が近づいて来ても開けた冷蔵庫を閉めれなかった

俺は今、日高に抱かれる運命なのか‥


「どうしっ!!?」

先輩が開けた冷蔵庫はピンクの花園

バッと閉めた冷蔵庫
「日高」

「なっ何!先輩?」

その運命とやらに逆らったら更なる不運が俺に降ってくるみたいに思えてならなかった

「日高‥」

じりじり近づいてくる先輩

「せっ先輩ピンクピンク過ぎて頭がチカチカすんだろ大丈夫か?あはは‥」

ピンクピンク?
頭がチカチカって何だ?

一瞬止まった先輩の動き

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