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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

はっは~ん♪
コイツ人に言われるのは恥ずかしいのか?(笑)
同じ質問返してやるから俺の気持ちわかれ!

「日高?気持ち‥良かったなsex‥」

「!!?」

顎が外れそうになった。

「(なんだよ‥何か言えよ‥)

先輩が‥気持ち良かったなsex‥って言った?

「きっ気持ち良かったな先輩(笑)」

は?

「ここは違うだろ!」

何が?

「先輩も気持ち良かったならいいだろ?気持ち良かったんだろ?」

「それは‥」

「さっき気持ちいいんだよ!ってはっきり言ったじゃん(笑)」

「それはっ!」

「わかってるから♪」

「‥‥‥‥」

どうやらイントネーションを間違えて言ってしまったようだった。

「先輩そろそろ行こうか?」

「えっああ」

モコモコにおやすみを告げ鍵締めて出た車

「あっ!先輩見て!流れ星♪」

流れ星?

日高の差す指先の方向を見たら何もなかった星空

「星しか見えねーぞ?」

「流れ星だからな(笑)」

だったら指差して言うなよっ‥

「ぷっ‥はは(笑)」

「何?先輩?」

流れ星を指差して俺に見せようとした日高に笑ってしまった

「なんだよ?言えよ(笑)」

「いや別に?ぷはは(笑)」

「なんなんだよ?先輩(笑)」

コイツにもマヌケなとこあったんだ(笑)

そんなやりとりをしながら戻った部屋

「ただいま♪」

「戻ったぞ~?」

部屋に上がったら誰もいなかった。

「温泉にでも行ったんじゃね?」

「そうかな?」

奥の部屋の襖が閉められていたからもしかしてもう寝たのかと思って開けようとしたら

《ぁああっんっはぁんっ》

パンパン!パンパン!

《っひぃああぁっん小野寺さんっ》

!!!?

たっ橘さん!!って事は小野寺さんと今まっ最中?
なっ何で?

「日高?どうしっうぐぐぅ!!」

先輩が近づいてきたから先輩の口に手を当てた

「おっ温泉行こう!せっ先輩あはは(笑)」

《小野寺さんっ‥日高君の声がっぁああっん小野寺さんっ》

《一樹?俺だけの事考えてっ‥》

パンパン!パンパン!

《ぁああっん小野寺さんっあぁあぅん‥》

日高と並んで温泉に向かう廊下を歩く

温泉行くのに何で手を口に当てる必要があんだ?

「日高?」

「何?あっ!また貸し切りがいい?」

「え?勿体ないからいいよ別に‥」

「そっか‥」

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