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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

「これ着ろ」

へ?

後ろ手に隠した物を渡された

「‥‥‥?」

「お前にやる」

「僕に?」

ってかこんな物持ってきてたの!?

「お前と罰ゲームのゲーム買いに行っただろ?あの時見つけたんだ(笑)」

「見つけたからって何で僕な訳?」

コッソリ買うなんてズルいよ!

「俺が着ても仕方ないだろ?(笑)つべこべ言わずにささっと着ろ」

「けど‥」

河辺は絶対似合うと思って買ったのに着ないのか?

「早くしろ!」

ビクッと硬直した河辺

「ぉ‥怒らないでよ‥」

河辺が俺に怒らないでと言ってきた

今までなら黙って俺の言いなりだったのにちゃんと気持ちを伝えてきた

成長した河辺‥

俺は気が短いからすぐキツク言ってしまう

ダメだよな‥これじゃ‥

「わ‥悪かったな。かっかわいい河辺が見てみたいな‥」

かわいい僕を?

鮫島先輩がかわいい僕を見てみたいと言った

こんな事初めてかも‥

言うの照れくさいが河辺に似合うと思って買った事言わなきゃいけねーよな‥

「それはな河辺」

「僕着る♪向こう向いてて‥」

「あっああ…しっ下着も下着もちゃんと脱いで履けよ‥」

下着も脱いで?

鮫島先輩が後ろ向いてくれたから浴衣を脱いで言われた通り下着脱いで着替え始めた

鮫島先輩が僕を可愛くしたくて買ってくれた物

「着た‥よ‥」

恥ずかしいよコレっ‥

振り向いた鮫島先輩

「どっどうかな?にっ似合う?」

!!!?

フサフサのウサ耳をつけ上下が離れたふわふわのウサギの姿に変装した河辺が少し腰をくねらせた時見えた丸~るい小さなしっぽ

「かっ河辺っ!!」

「ちょっ鮫島先輩?!」

ドサッとベッドに押し倒された

「すげーかわいい!河辺すげーかわいいぞ♪」

こんなにかわいいって言ってくれたのも初めてかも‥

「恥ずかしいよ‥僕(笑)」

両手で顔を隠した

こんな格好恥ずかしすぎて鮫島先輩の目が見れないっ

「これはな♪男用なんだぞ(笑)」

「男用?」

ゆっくり目を覆った手を離した

「男用って?」

「ウサギのパンツの前がマジックテープになっていて取り出せるんだ♪」

「え‥?」

「え?って(笑)」

その時スルスルと僕の下半身に手が伸びてきた

「アンッ嫌っ恥ずかしい‥」

ふわふわのウサギのパンツからニョキッと取り出した僕のモノ

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