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｢鮫島っお前｣

｢次なっちゃんの番だから呼びに来た(笑)｣

俺の番だからってたまたま俺がいたからいいものの大してたらどうしてたんだよ‥？
違うだろっそうじゃなくて

｢鮫島っ！｣

｢だからなんだよ？(笑)ほら♪早く行くぞ♪｣

｢ちょっ引っ張んな!｣

いつもタイミング悪いんだよ!って言ってやろうとしたけどタイミング悪いって言えば
それはそれで俺が不利だしな‥

｢先輩‥｣

鮫島先輩が先輩の手握ってﾄｲﾚから連れ出してしまった

｢日高も早く来いよぉ!｣

けど今までならそのまま俺が後からついて行くだけだったのに先輩が俺を呼んでくれたんだ

それだけで俺は嬉しい

｢は～い♪今行く(笑)｣

皆揃ってまた始まった大人マジカル

｢じゃ俺から♪｣

｢俺からって俺からだから呼びに来たんじゃないのか？｣

はぁ?

｢なっちゃんが答える番だから俺からだろ?｣

｢あっそっか‥｣

実家に行く事で頭いっぱいだろ？

パンパン♪

｢好きな体位は?｣

｢ちょっ鮫島っ！お前は何でそんなんばっかなんだよ！｣

｢はい♪なっちゃんまた罰ゲーム(笑)｣

｢はぁ？俺だけ厳しくないか？｣

誰かの陰謀か？差し金か!!

｢先輩早く紙取って(笑)｣

日高まで！

｢日高お前｣

ガサっと鮫島が前に出してきた紙が入った袋

｢なっちゃんも男なら男らしく決めろ｣

男らしく決めろってここで言う言葉じゃないだろ‥
けど男らしくの言葉に惹かれて取った紙

次は何て書いてあるんだ？

恐る恐る開けて見た紙

‥‥っ？!

｢なっちゃん何て書いてあるんだ？｣

｢こっこれは‥｣

｢先輩何て書いてあるんだよっ？｣

ハラハラドキドキしながら聞いてみた

今は日高の顔が見れない

｢何て書いてあるか大きな声で｣

｢言えばいいんだろ？いっ言えば‥っ｣

紙持つ手が僅かに震える俺

何て書いてあるんだ？
まさかさっきより凄いﾔﾂか？!
皆欲求不満なんだな(笑)

｢いっ言うぞ‥｣

皆俺に注目する

｢あっあっあ‥｣

｢あ？なんだよ(笑)｣

ちょっと待てよ鮫島っ！
心の準備が‥さっきの方が準備必要だったよな‥

｢あっ‥愛してると大きく叫んだ後抱きしめてあげたい‥｣

恥ずかしいっ

何？!すげー‥ロマンチスト‥
誰が書いたんだ？

日高君か？

検索はなしと言いながら気になる勝手な俺