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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

お袋さんは‥たぶん‥

少しふくよかな色白で優しそうなおたふくみたいな人?

お袋さんとなら話が合いそうだな‥(笑)

「先輩行きたい?」

「え?」

「俺の実家行きたいかって?(笑)」

行きたいかって言われても‥

「いっ行かなきゃいけねーんだろ?」

まぁその内はね‥

「先輩がいつ行くか決めてくれよ♪」

覚悟は決めたけど、いざ行くとなると気持ちが引ける

「いっいつでもかかってきやがれっ!」

かかってきやがれ?

「凄い意気込みだな(笑)」

そらそうだろ?
俺は極道の息子の日高の嫁になるんだっ
嫁‥?

「日高?」

今度は少しうるうるした瞳で俺を見つけてきた

「何?ってかその目犯罪だよ?」

「犯罪?何が?」

「何がってわかんない?」

「‥うん‥」

うんとかこの状況で言うなよっ
あーっキスしたい!

「日高?」

日高の手が俺のほっぺたに触れ?

「先輩じっとしてて」

じっと?

日高の顔が近づいて‥

チュッ‥

「っ!?!」

え?軽くキスしただけなのに先輩がビクついた?

チュッ‥チュッ‥

「んんっ!(ビクン♪)んんっ(ビクン♪)」

何?すげーんだけど

日高が俺の腰に腕を回しグイッと引きつけ‥

「って!これ以上は嫌だっ」

俺と先輩の間に腕突っ立ってた先輩

「何で?」

「何でって‥だから」

「何で?」

何で何でってうるさい!
嫌なんだよ‥
とにかく嫌なんだよ‥!

すると俺の足に足入れてきたコイツ

「嫌だって言ってるだろっ!」

日高の体重が俺にのしかかってくる

「離せっやめろって!」

グイッ♪

「ぁっん!」

入れてきた足動かされて出てしまったうわずった声

「先輩は誰でも感じるのか?」

「え?何言ってってっぁあっんっく!ヤダってぁっん!」

グイッグイッ股関に当たる足

「ヤダっもうっ嫌っあんっ!」

思い出して嫌なのに日高の腕掴んでしまった

「先輩俺とが嫌なのか?」

いっ嫌な訳ねーだろっ

極道に嫁ぐ覚悟したって言っただろ?!!

「‥‥‥‥」

背伸びした俺

!!!!!?

「せっ先輩?」

俺は軽く日高にキスをした

「先輩?」

「そ‥そうゆう事だ‥」

「そうゆう事って?」

「だから俺は日高のっ」

「何してんだ?」

さっ鮫島!?

何でいつもタイミング悪く現れんだよっ

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