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偶然からの必然

第5章 それから。

悠隆には、妹と弟が1人ずついた。


名前は遥香(はるか)と悠弥(はるひさ)。


両親は千景に会う前にすでになくなっていた…


悠隆は2人をずっと一人で養っていた…。

遥香は高校生だが、悠弥は中学生でしかも今年は受験がある。

もし私立に行くことになれば、高額のお金が必要になるだろう…

受験の年になってから貯めても遅いし、大学で必要になるかもしれない。

そう考えた悠隆は、今までよりももっと稼げる仕事につかなければならないと思った。



ホストの職についたのは、千景と会わなくなってからだ。


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