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偶然からの必然

第4章 悲劇

CLUB HAVENが閉店になったあと。


わたしは少し肌寒い外で、晴さんのことを待った。



「千景、待たせたな。」


そこにはカフェであった時と同じような服装の晴さんがいた。

「ちょっと何処かに入るか……近くにあるホテルでいいか?」






え?

ちょっと待ってよ…



仮にあったことがあるとしても、いきなりホテルなんて……






少し黙っていると、晴さんは怪しい笑みを浮かべながらこう言った。


「まあ、答えなんて聞いてないけどね。」


そう言って私は晴さんに腕を引かれて、ホテルへと向かった。



ちょっと……


嘘…でしょ!?




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