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月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

後ろ振り向くと私の腕を掴んだままニッコリと微笑む流星の姿。



「ちょっと放し‥「さっ、行きましょう」




はっ!?




「ちょっと!!離してよ!!」



掴まれた腕をブンブン振ってみるけど、意外や意外。

結構な力で掴まれてるのかさっぱりビクともしない流星の手。



‥・うーん。



こうなったら‥手首から切り落としてやろうか‥。

て気持ちにさえなってしまうこの状況。



「ちょっと放してよ!」

「断ります」




強制的かっ!!!










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