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月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

それでも掴まれてる腕をブンブンと振り払おうとする私を全く無視して涼しい顔で目的地に向かう流星。



無理矢理連れ去られてる感丸出しの私と流星の姿に当然周りの視線が集まるわけで…‥。




「わ、分かった!行く!!
行けばいんでしょ!?一緒に!

だから腕、離して!」



周りの好奇な視線に耐え切れず敢え無く自分から断念。



「うん!じゃぁ一緒に行こうかー」



パッと手を離して満足そうにニカリと笑う流星に苛立ちながら



「はいはい!!」



不機嫌MAXで流星の後ろをついて行った。






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