テキストサイズ

月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

だけど流星は


「違います。」


不満そうな顔して私の言葉を即座に否定。



「彼が読んでるのは一説によれば、【司馬 遼太郎】の【大学】。

俺が読んでるのは【夏目 漱石】の【夢十夜】。

全然違います」




はっ‥‥真面目かっ!

誰も読んでる本とか聞いてないわ!

因みにどっちも知らんわっ!





「あんた、そのキャラうざいね?」


「言われ慣れてます。」




あっそ。


疲れるヤツ。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ