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愛の嵐

第33章 心の関×心の緒=心の春

雅「所で何でこの時間にいるんだ?」

もうすぐ昼になろうとしている
本来ならまだ学校にいるはずなのに

和「雅紀が心配で帰ってきちゃった♪」
雅「お前は本当に・・・」
和「ごめんなさい」
雅「謝らなくていいよ。喜んでんだから」

シュンとしたかと思ったら
一瞬でパァッと笑顔になった
どこまでも素直だな
そこが可愛いんだけどさ

雅「時間はあるんだ。ゆっくり楽しませてもらうよ」
和「うん」

今からする行為に反して爽やかな雰囲気につつまれる
ベッドに和を下ろして向き合う
今更ながら顔を赤らめ俯いてしまった

雅「怖いなら止めるか?」

ガバッと抱き付いて和は必死に訴える

和「ヤダっ!ただちょっと恥ずかしくなっちゃって」
雅「そうか、なら良かった。怖かったり嫌だったらすぐに言うんだぞ」
和「うん、ありがと♥」

頬にキスを落とせば俺に顔を向けてくる
閉じられる瞼にキスをして唇を舐めて唇を奪った
甘いなっと思ったキスは初めてだった

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