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愛の嵐

第33章 心の関×心の緒=心の春

《雅紀時間》

屋上で澄み渡る青い空を眺めながら聞いた

雅「なぁ、お前らってさぁ」
潤「んぁ?俺らが何?」
雅「セックスしてんの?」
翔「げふっ、ごほっ、けほっ」

あ~その反応はしてんだなぁ
寝転んで視線を動かさずに思った

潤「大丈夫か、翔」
翔「ん、大丈夫。ありがとう」
潤「どうしたんだよ、いきなり」
雅「ん~?せ~しょ~ねんの性の実態が知りたかっただけ~」

二人は分かってるんだ
俺が結構ギリギリだって事を
自分でもどうしたいのか分からない
あ~、帰りたくね~

雅「彼女でも作ろっかなぁ」
潤「はぁ?熱でもあんのか?」
翔「雅紀がおかしくなった・・・元々か」
雅「ちょっと、それ失礼じゃないの?」

はぁ、せ~しょ~ねんですから
吐き出したい物もあるんです~

雅「はぁ~ヤリてぇ」
翔・潤「はあ~~?!」
潤「ど~て~君が何言っ・・まさか?」
翔「えっ、ナニ?マジ?!いつだよ!」

まだ何も言ってない
そしてその技名を以心伝心以外で教えろ!

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