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愛の嵐

第31章 過去×未来=今

挿入はしないままの行為
気にならない訳はなかったけど
どっちが入れるってなると

大「俺が入れる!」
相「痛そうだからヤダ!俺が入れるの!」
大「はぁ?俺も痛いの嫌だし!」

平行線を辿っていた
ラチがあかないとジャンケンで決めた
結局智がグーで俺がチョキ
負けた俺は組み敷かれてしまう

大「痛くしないから♪」
相「え~!怖いってばぁ」

未知の恐怖に涙が出る
抱き締めながら背中を撫でてくれた
落ち着くのを待って

大「俺は雅紀と一つになりたい」
相「あ、う・うん」
大「恋人だから、俺のもんにしたい」
相「は、恥ずかしいって」

お互いの家族がいない日に決めた
お盆の短い間は二人っきり
皆でキャンプだと嘘をついて居残りをさせてもらった

大「大好きだよ♪雅紀♥」
相「俺も大好き♡」

無垢な想いは大人の恋に近付いていた

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