テキストサイズ

愛の嵐

第31章 過去×未来=今

中2の夏休み前

女子「相葉くん、好きです!わ、私と・・付き合って下さい!」
相「えっ?あっ・・ご、ごめんなさい」
女子「そ・・そう」

泣きそうな顔をする女子を見ていた
申し訳ないと思っていても付き合えない

女子「理由聞いてもいいですか?」
相「うん・・・俺、好きな人いるから」
女子「そっか。聞いてくれてありがとう」

女子はそう言って走って行った
置いてけぼりの俺は壁に背を付けて溜め息を吐いてしまう
最近告白される事が増えた
断るのが面倒くさくて嫌なんだ

大「終わった?」
相「うん。あ~、疲れた」
大「お疲れ様♪」

授業が始まるチャイムが聞こえる
教室に戻る気分になれなくて動けない
そんな俺の前に立ち顔を近付けてくる

相「学校!」
大「関係ない!」
相「んっうん」

キスされても拒まない
好きな人のキスは拒めない
授業をサボっては求め合っていた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ