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愛の嵐

第25章 深紅×涙=深層

《相葉時間》

はぁ~、本当に翔ちゃんの家は凄い
綺麗に並んだタオル
水垢もない浴槽

相「尊敬するよ~」

やっぱり好きだなぁ♥
何やっても完璧だし賢い
カッコいいし優しい
こんな人が恋人だなんて

相「俺って幸せだなぁ」

あっ、そろそろ上がらないと
時間が勿体無い!
いそいそと身体を拭き上げ風呂をでる

相「翔ちゃ~ん」

俺ってずっと翔ちゃんを呼んでばっかり

櫻「ん~?どうしたの?」
相「何もないよ。お待たせ♪」

手を伸ばして俺に差し出す
おいでって言われるより
その行動にいつもドキドキさせられる

相「翔ちゃん♥」

手を取り繋いだまま隣に腰を下ろす
翔ちゃんは俺に向き合って真剣な顔をする

櫻「雅紀にお願いがあるんだ」
相「お願い?俺に出来る事だったら喜んでするよ♪」

少し躊躇していたけど

櫻「縛らせて」
相「縛る?紐とかで、俺を?」

ゆっくりと縦に首が振れる

相「ん~。ん~・・翔ちゃんがしたいならいいよ」

どうせ手を縛るんだろうと安易に答えてしまった
だって普通はそうだと思ったから
席を立ってクローゼットに向かう翔ちゃん

相「し、翔ちゃん?」

手にした物を見て戸惑い混乱した

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