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愛の嵐

第25章 深紅×涙=深層

相「はぁ~、お腹いっぱい♪」
櫻「シメの雑炊は最高だね」
相「うん!ありがとうね、翔ちゃん♡」
櫻「どういたしまして」

満面の笑みで本当に満足そうにしている
いつ言おうかずっと頭の片隅で考えていた

相「翔ちゃん?どうしたの?」
櫻「え?あぁ、今日はこれからどうしようかなって」
相「お風呂入って~、2人でまったりしよ~よ♪」

まぁ、そうなんだけどね

櫻「じゃあ、片付けておくからお風呂入っておいで。俺はもう済ませてるから」
相「はぁい♪」

風呂に小走りで向かう雅紀を見送る
上がってきたらお願いしよう
最初で最後でも構わない
紅にまみれた雅紀が見たいんだ
この欲望に逆らえない

櫻「嫌われませんよ~に」

不安が渦巻く胸を抱えながら後片付けに勤しんだ

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